仕事や人間関係でトラブルが多い人は「自分都合な人」かもしれません。自分都合な人は、相手の要望の深い部分をくみ取らずに表面的な対応をするだけであったり、自分が「コレが良い」と思ったことを相手に押し付けるので、相手をがっかりさせてしまったり怒らせてしまうこと多いんです。
記事の目次
自分都合の人は仕事や人間関係のトラブルが多くなる
自分都合とは何か?
仕事や人間関係のトラブル、、、、誰もが経験することだし日常的に起きうることです。
私が社会人になっていろいろな人たちを見てきた中で、トラブルが起きる確率が高い人にはある特徴があることに気が付きました。
仕事や人間関係のトラブルが多い人の特徴
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自分都合の行動や発言をしている
私の言う「自分都合」とは「目先の自分の利益になること」「目先の自分が有利になること」を重要視したり「自分の好きなようにやる、それが正しいこと、否定する人は私の頑張りを分かっていない」と言った態度の人のことです。自己中心的な態度ともいえるかもしれませんね。
自分都合な人に該当する人ってどんな人でしょうか?まとめてみます。
自分都合な人の行動集
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何かにつけてパワハラっぽい
- 自分から挨拶しない又は挨拶が横着
- 言葉巧みに自分の味方を増やそうとする
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立場を守るために部下に責任をとらせる
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職場で世間話や噂話や悪口ばかりしている
- 注意しても反抗的であったり直す努力をしない
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残業や休日出勤したくないので客先の依頼を断る
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客先を見下しているので相手目線で打合せをしない
- 仕事してないのに「オレやってる」感を出している
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プライベートが優先なので仕事を丸投げし押し付ける
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大した成果がないのに上司や社長のご機嫌取りが異様にうまい
自分都合な人の発言集
- 俺じゃない
- あの人もやってます
- それぐらいいいじゃん
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私はちゃんとやってます
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言われた通りやってます
- そんなことは聞いてない
- 教えてもらっていないです
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僕じゃない、悪いのはあの人です
- 自分に注意してくる人は全員敵です
と言うことで、このような行動と発言は実際に私が見てきた自分都合な人達です。そして「仕事で揉めることが多い」「人間関係が悪くなることが多い」などのトラブルが頻繁に発生していました。
どうでしょうか?皆さんの周りにもいませんか?
もしかしたら、自分が該当している場合もあるかもしれませんね。
仕事も人間関係もうまくいかない
自分都合な人は仕事も人間関係もうまくいかない確率が高いです。
なぜうまくいかないのか?
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相手が望んでいない事をするから
何かをする時、大抵はその先には相手がいて、相手のために何かをすることになりますが、自分都合な人はそれが苦手です。
例えば、相手が「早くやって欲しい」「使いやすくして欲しい」「安くして欲しい」「連絡して欲しい」「安全なものを作ってほしい」「調査してほしい」「買ってきて欲しい」「対策してほしい」、、、、、と言う要望を伝えられた場合、相手の要望の深い部分をくみ取らずにそのままの言葉を受け取るだけなので表面的な対応をするだけであったり、自分が「コレが良い」と思ったことを相手に押し付けるので、相手をがっかりさせてしまったり怒らせてしまうわけです。
さらに言えば、要望を伝えられていなくても、今までの関係性や相手の性格、ここまでの話しの流れから「相手が望んでいることを察する努力」が必要なのに、その努力をしようとしません。
簡単にまとめると、自分都合な人は「自分の好きなようにやる、それが正しいこと、否定する人は私の頑張りを分かっていない」という行動をしているように見えます。
相手が望んでいない行動や発言をしてしまう、、、、、、最終的には「お客さんから」「同僚から」「友達から」「身内から」嫌われて居場所を失ってしまいます。
相手を満足させることを自分のプライドにする
仕事や人間関係を円滑にし相手から信頼を得るためにはどうすれば良いのでしょうか?
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相手を満足させることを自分のプライドにする
相手が望んでいなことをすればトラブルが起きるのは当然のことです。だからその逆に、相手を満足させればトラブルはなくなるし信頼されます。
なので、自分都合を押し通すことをプライドにするのではなく、相手を満足させることを自分のプライドにするんです。
では、どうすれば相手が満足するのか?
例えば、、、何かをする時に相手が望んていることを「聞く」「質問する」「確認する」「妄想する」「察する」。そして、それが実現できるように相手や関係者と調整し、やることがまとまったら実行する。
実行したら必ず相手から「感想」「品評」「評価」を受けるようにします。もしその時に指摘があれば、すぐに反発せずに聞くに徹して一呼吸おいてから話し合いましょう。ここまでの誠意は相手に伝わっているはずなので話し合いで解決できるはずです。
これは一例ですが、このような流れで物事を進めることで相手を満足させられるし、相手を満足させることを自分のプライドにできれば「なぜ満足させられなかったんだ」と、相手ではなく自分自身に腹が立ち、その後の自分の行動と発言はいい意味で変化していくでしょう。
これがもし自分都合であれば、何かをする時に相手が望んでいることを「テキトウに聞く」「質問しない」「確認しない」「自分が満足する考えで妄想する」「察しない」ので、全くうまくいかないでしょうね。
いつも相手がいることを忘れてはいけない
自分都合な人は、いつだって相手がいることを忘れないで欲しいです。
自分以外の誰かがいるから仕事が成り立っている、生活が成り立っている、のです。家族や友達なんてまさに自分以外の誰かであり欠かせない大切な存在です。
「自分の思うがままに生きたいから関係ない」「自分が正しいから関係ない」って思うかもしれませんが、、、、一度考えて欲しい
自分のこれまでの人生を振り返った時、自分はたった一人の力で生きて生活してこれたのでしょうか。様々な人に助けられたり支えられたりして生きて生活してこれたのではないですか?
過去の自分、今の自分に起きていることのすべてをありのまま受け入れましょう。
それができれば自然と行動、発言は変わってくると思います。
ポイントまとめ
それでは、自分都合な人について重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 自分都合な人は仕事も人間関係もトラブルが多い
- 自分都合な人は相手が望んでいないことをしてしまう
- 相手が望んていることを「聞く」「質問する」「確認する」「妄想する」「察する」ことが大切
- いつも相手がいることを忘れなければ自分の行動と発言は変わる
以上4つのポイントです。
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以上です。