今回は「調子が良いときほど気持ちを締めろ」についての記事です。
皆さんは「調子が良いときほど気持ちを締めろ」って聞いたことありますか?これは、人生失敗しないための超重要な言葉です。
人間には誰にだって欲はあるし、欲があるから仕事をして家庭を持って好きなことをしているわけですが、行き過ぎた欲求ってのは人生失敗するリスクが非常に高いです。特に性とお金が関係する欲求は要注意です。
そこで今回の記事では、人生失敗しないために私が父親から言い聞かされた言葉についてまとめておこうと思います。
調子が良いときほど気持ちを締めろ
父親から学ぶ格言
私は子供のころから父親に言い聞かされていたことがあります。
父親の教えはコレ
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調子が良いときほど気持ちを締めろ
私は30代になって、やっとその意味を理解できるようになりました。
私の父親は自営業だったのですが、ボランティアで他人の債務整理や企業再建をやっていました。
なので、子供の頃を思い返すと、泣いている大人や深刻な雰囲気で知らない人と父親が話しをしていたのを何度か目撃した記憶があります。
お金の失敗は人生の失敗に直結しています。
まさかとは思うかもしれませんが、「10万円の借金」が苦で自殺してしまう人いるわけで、実際に私の知っている近所のおじさんがそうでした。
景気が良いときもあれば悪い時もある。これは過去の経済を振り返れば分かることですが、景気が良ければ給料も多くなるが「貯金せずに使ってしまう」って人が、かなりのリスクを抱えています。
私の父親によれば、「真面目に生きているのに、本当にどうしようもなく借金が膨らんでしまった」ってパターンが2割で、「自分の欲望のままにお金を使って借金をして、返せなくなった」ってパターンが8割だったそうです。
これはなにも、お金に関係することだけでなく、男女間であったり、職場であったり、様々な場面で「調子が良いときほど気持ち締めろ」は言えることでしょうね。
調子がいいとコントロールできなくなる
皆さんの周りには「昔は家族のためにもの凄く仕事を頑張っていたのに、ギャンブルの借金が原因で離婚、、、、」って人はいませんか?
身近にいなくても友人から聞いたことがあったり、もしくは自分自身がそうなってしまった経験があるかもしれません。
実は、その原因は人間の欲求が関係しています。
欲求が関係する人間の特性はコレです
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人間は調子が良いと、緊張感がなくなり気持ちが大きくなって、欲求をコントロールできなくなる
人生を失敗してしまう原因の1番ではないかと思うくらい、よくあるパターンです。自分の過去を振り返ったときに、大きな失敗をしなくても、多少は「あるある」ってなりませんか?私にも思い当たることがいくつかあります。
これば誰にでもあることなんですが、「コレくらいならいいだろう」から始まった行動がエスカレートして欲求がコントロールできなくなり、最終的には欲求の度合いが大きくなって人生終わります。
普段は、欲求を自制心でコントロールしているのですが「お金に余裕ができる」「異性にモテている」「仕事や家庭がうまく行っている」など私生活がうまく行っていると、緊張感がなくなって気持ちが大きくなってしまうんです。そうなると、自制心が効かなくなって、欲求最優先の行動になってしまうのです。
マジでって思うかもですが、残念ながら調子にのっている人は後先を考えません。だって調子が良いから失敗するなんて考えていなですから。
人生失敗する欲求
人生失敗してしまう「欲求」にはこんなものがあります。
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性欲
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物欲
- ギャンブルの欲求
「性欲」「物欲」「ギャンブルの欲求」がコントロールできれば、人生失敗するリスクは大幅に少なくなります。
性欲は生物の当たり前の欲求ですし、性欲がなければ人間は消滅してしまいます。でもだからと言って、調子に乗って「ヤル」は避けるべきです。家庭が順風満帆なのでアワヨクバ的な下心で浮気をする、結婚してからモテキがきてついつい浮気してしまう、妻が妊娠中に性欲が抑えきれずに浮気する、こんな話は私の周りでよくあります。
はっきり言って、パートナーや家庭があるのに浮気してしまうのは「完全な裏切り行為」なので家庭崩壊だけでなく慰謝料などの金銭とトラブルに発展するので、人生崩壊してしまうリスクはかなり高いです。もし「寂しくて」とか「相手に不満がある」なんて理由で浮気するんだったら、離婚してから新しい出会いを求めましょう。ロクなことになりません。
私の身近には20代で新車のアルファードに乗っている方がいますが、聞いてみると「ローンで購入」ってことでした。計画的なローン(借金)でキチンと返済できればいいわけですが、自分の収入に見合っていないのに購入する場合はリスクがあります。お金があるからと言って物欲任せになんでも買ってしまう、現金がないからと言ってローンを組んで買ってしまう、このような行為は貯金が全く増えないからです。
そもそも将来ずっと給料が良いわけでも同じ仕事が続けられる保証もないですし、予想外の出費があるかもしれません。もっと言えば、投資でお金を増やそうとしても元手となる大きなお金がないわけです。だからローン(借金)が返せなくなってしまったり、予期せぬ事態で現金が必要なのに用意できなかったりすれば、自己破産か夜逃げするしかありませんし、最悪は自殺が頭をよぎるでしょう。
ギャンブルは依存症に認定されているほど、一度ハマったら抜け出せない危険な欲求です。お金があるから、また働けばいい、なんて安易な考えでギャンブルを続けたら人生崩壊まっしぐらです。
ギャンブルをすると「勝つか負けるか」のドキドキや「勝った」ときの幸福感や達成感を味わいますが、そのような興奮状態は脳内で大量のドーパミン放出されているので強い快楽を感じます。強い快楽ほど「またやりたい」「もっとやりたい」という気持ちになるので、これが「辞められない=依存症」の原因です。一度ギャンブルにはハマってしまうと、ギャンブルが最優先で快楽重視になってしまうので、家庭や仕事をおろそかにして全財産を注ぎ込み最悪は借金地獄です。
もしあなたがギャンブルで勝って大きなお金を手にしたときに「もうやらない」って欲求を抑えられる人なら、人生失敗のリスクは低いですが脳は徐々に麻痺してしまうことを忘れないでください。
欲求のコントロールの方法
人生失敗しないためには、やっぱりコレです
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調子が良いときほど気持ちを締めろ
何度でも言いますが、人生失敗しないためには基本となる考えです。
でも、そんなことを言われても、どうやって自分の行動を抑えれば良いの?って思われる方もいるでしょう。やっぱり欲求をコントロールするのってめちゃくちゃ難しいですから。
そこでポイントとになるのがコレです。
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自制心
自制心とは感情や欲求をコントロールする力のことで、自制心を鍛えるのは簡単ではありませんが鍛えられないわけではありません。
参考
自制心の鍛え方の参考にこちらの記事をご覧ください。
もし、自制心に頼らずに欲求による行動を辞めたいのなら、まずは欲求から遠ざかること、距離を置くことです。目に入らないようにします。そして、欲求よりも楽しいこと、興奮すること、うれしいこと、を見つけてやってみるのです。もちろん人の迷惑にならない健全なことをやる訳です。例えばスポーツやトレーニングはおすすめです。ポイントは脳からドーパミンが放出される行動です。
私を例にすると、例えば性欲やギャンブルをしたい欲は100%自分でコントロールできます。ただ物欲に限っては、ハメを外して高価なものを買ってしまうことがあります。その対策としては、使っていいお金の通帳を分けたり、カードを使わず現金支払いにしています。そしてなにより、自分の行動を客観視することを心がけて何度でも心の中で「調子が良いときほど気持ちを締めろ、今の自分の行動は大丈夫か?」と自問自答しています。
ポイントのまとめ
それでは重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 人間は調子が良いと、緊張感がなくなり気持ちが大きくなって、欲求をコントロールできなくなる
- 人生失敗しないためには「調子が良いときほど気持ちを締めろ」が基本の考え方
- 人生失敗する欲求には、性欲、物欲、ギャンブルをしたい欲求の3つがある
- 欲求のコントロールは自制心を鍛えることと、行動を制限する環境作りや健全に脳からドーパミンが放出される行動をする
以上4つのポイントです。参考にしてください。
*人間が成功するために必要なことは、この本に書かれています。私のおすすめの本です。
*私がメンタルの癒しにおすすめするのは、入浴剤とアイマッサージ器です。お試しあれ
関連記事:【前向き思考/悩み/メンタル】
以上です。