今回は「考えて行動する人とやりながら考える人の違い」についての記事です。
誰にでも自分の性格にコンプレックスがあるものですし、自分の性格をネガティブに受け取っている人って結構いると思います。特に、繊細で人目が気になる方は自分の性格について悩んでしまうことが多いのではないでしょうか。
私は何かを行動するときに、やりながら考えるタイプなのですが、簡単な失敗が多くて怒られたり、自分が嫌になる経験をしてきました。この性格を直そうとして、よく考えて行動するように気を付けてみたのですが、残念ながら悪循環してますます悪い方向に進んでしまいました。
そこで今回の記事では、私の今までの経験を踏まえ「考えて行動する人」と「やりながら考える人」について、その違いや特徴についてまとめておこうと思います。
記事の目次
考えて行動する人とやりながら考える人の違い
行動するときは、どっちのタイプ
そもそも、人の行動のタイプを区別すること自体あまり意味をなさないことなのかもですが、例えばこんな分け方があります。
例えばこんな行動パターンに分けられる
-
考えて行動するタイプ
-
やりながら考えるタイプ
皆さんはどちらでしょうか?
または、どっちが優れていて、劣っていると思いますか?
日常生活や職場ではこんな場面が良くありますよね。
-
よく考えて行動しろ!
なにか失敗したときに怒られている場面でよく聞くセリフです。
こんなことを言われて自分自身もうまく行かないことに悲観していると、劣等感を感じてしまうかもしれないですよね。
思い返せば、働き始めて間もないころの私にも、そんな時期がありました。自分では一生懸命やっている、でもやっていると失敗することがある、いくら気を付けていても経験が少なければ失敗も多くなる、で「よく考えて行動しろ」と言われる。私の場合、そんなことを言われても萎縮してしまって失敗を量産し続けてしまうだけでした。
さて、ここまでの話しをまとめると「考えて行動するタイプ」の方が優れていて、「やりながら考えるするタイプ」は劣っている、ってことになるのでしょうか。
私の結論はコレです
-
行動パターンに優劣はない。大切なことは「自分の行動パターン=自分自身」が成長や結果を出す方向に進んでいること
私が今までやってきたことと、私が凄いって尊敬している人たちの行動を考えると「考えて行動するタイプ」と「やりながら考えるするタイプ」には優劣はないです。むしろそんなことで、その人の人生が決まることはないです。重要なことは「ハマっているのか」ってことになります。だって、私は間違いなく「やりながら考えるするタイプ」ですが、今の私は仕事は楽しく、やりがいもあり、評価もしていただいているし、プライベートでも充実した日々を過ごしています。
なので大切なことは、行動した結果が成長や結果を出す方向に進んでいること、と言うことなんです。
自分の行動パターンはなかなか変えられない
「考えて行動するタイプ」と「やりながら考えるするタイプ」って区別は、その人の根本的な、その人自身を表していることではないでしょうか。つまり、根が深いってことです。
根が深いことは簡単に変えられないし、絶対に変えられないかもしれません。変えることに多くの時間を費やし、もしかしたら変われないかもしれない、、、これは本当に時間の浪費で無意味です。
そんなことなら、ありのままの自分を生かして、失敗しようが成功しようが、とにかく行動したことが成長につながるようにした方が断然有意義です。
なので、もし自分にコンプレックスを抱いていたり、悩んでいるようなら、今のままで全く問題ないので安心して欲しいですし、そもそも「行動=失敗」はつきものなので、よく考えても、考えてなくても失敗はするものです。
自分を最大限に活かす
「考えて行動するタイプ」の人も「やりながら考えるするタイプ」の人も、それぞれ自分に何かしらのコンプレックスを抱いているかもしれませんね。
でも多分ですが、頑張って自分の行動(やり方)を修正しようとしても、うまく行かなくて逆効果になる確率が高いです。それは、私の過去が証明しているし、皆さんも実は気が付いているのではと思います。
なので、自分の嫌な面を克服するためには、こんな考えがおすすめです。
-
自分が一番成長し結果が出せる状況はどんな時なのか?
つまり、ポイントはコレです
-
自分を変えるのではなく、自分を最大限に活かす
はい、これが答えです。
もし自分を変えたいのなら、自分が成長し結果が出せる状態にコントロールしたうえで、そこに足りない要素をチョイ足しする感じで自分を変えるってイメージで行動すると良いです。
とは言え、いきなり「自分が一番成長し結果が出せる状況はどんな時なのか?」なんて言われても、「えっ?」ってなるだけで答えようがないですよね。
そんな方には、ストレングスファインダーをやってみると自分がどんな強みを持った人間なのか?を知ることが出来るでおすすめです。
参考
ストレングスファインダーはアメリカのギャラップ社が開発した、人の「強みの元=才能」を見つけ出すツールです。
*こちらの記事をご覧ください。 ⇒ 「ストレングスファインダー」
考えて行動する人とやりながら考える人の違いを分析してみる
考えて行動する人の特徴
考えて行動する人の特徴をまとめてみます。
特徴
-
計画性がある
-
単純な失敗が少ない
-
行動までに時間がかかる
考えて行動する人は、石橋を叩いて渡るタイプなので堅実です。単純な失敗も少ないですし、計画性があるので落ち着いて行動できるので、ゴールまで最短距離を行くことが可能です。それ以外にも視点を変えると、「長期的な目標に取り組める人」とも言えます。長期的な目標は見返りが大きいので、かなりの強みになります。
とは言え、考えれば絶対うまくいくとは言い切れない面もあります。考えても失敗してしまう、もしくは失敗しないようによく考えるようしたのに全然うまくいかない、行動する内容によっても上手くいくときといかないときがある、などなど。
そもそもですが、失敗と言いますとネガティブなイメージかもしれませんが、失敗によってダメだった経験を得ることができるので自分の成長になります。
ちょい足ししたいこと
-
スタートダッシュを意識する
考えて行動する結果、行動するまでに時間がかかってしまう傾向があります。考える時間を短くできれば良いですが、それが無理そうなら、スタートダッシュを意識した方が良いです。
開き直って、「よく考えても失敗する」「失敗しても、大抵は死んだりしない」って
なので、考えながら行動するメリットを生かしつ、「どうせ失敗するかもしれないなら、あまり深く考えずに、とりあえずやっちゃえ」って言うのもアリではなでしょうか。
やりながら考える人の特徴
やりながら考える人の特徴をまとめてみます。
-
計画性がない
-
簡単な失敗をしがち
-
思いついてから行動までが速い
やりながら考える人の最大の利点は、行動が速いってことです。やりながら考えるので、考えることと行動することが同時進行になります。むしろ、行動が一歩先に進んでいる方が多いかもしれません。行動が速いとチャンスを手に入れる確率が飛躍的に上昇するので「とにかく行動」を優先するのはかなりの強みです。
ところが、行動が速いと言うことは直感で動くってことなので、「計画性がなく行き当たりばったりになってしまう」とか「準備して行動しないので簡単な失敗をしてしまう」ってことになりがちです。
参考
行動力は成長と成功に欠かせません。
*詳しくはこちらの記事をご覧ください。 ⇒ 「【やる=行動力】がある人は最強に成長する」
ちょい足ししたいこと
-
自分の行動を分析して改善する
失敗は自分の成長に欠かせないことなので全然OKですが、とは言っても失敗を生かすためには「分析」と「改善」が欠かせません。つまづきや行き詰まりを感じたり、失敗してうまくいかなかったとき、今以上に良い結果を出したいときなど、何をどうしたらよのか?考えるように意識付けすると、落ち着いて次の行動に移れるでしょう。
それ以外にも、やりながら行動する人は「結果がすぐに欲しい人」で目先の利益に囚われがちかもしれません。目先の利益は自分の欲求に任せた目的なので、計画性がなく将来自分のためになる行動なのか?疑問な点があります。最悪は悪い方向へ進んでしまうこともあるので、行動する前の一呼吸でブレーキをかけて、「本当にいいのか?」自問自答するといいかもです。
ポイントまとめ
それでは、考えて行動する人とやりながら考える人の違いについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 「考えて行動する人」と「やりながら考える人」に優劣はなく、行動の結果が成長や結果を出す方向に進んでいることが大切
- 自分を変えることに時間を費やすよりも、自分を最大限に生かす努力をすべき
- 考えて行動する人は、単純な失敗が少なく計画性があるが、行動までに時間がかかる傾向なので、スタートダッシュを意識すると良いかも
- やりながら考える人は、素早く行動ができる利点があるが、単純な失敗をすることが多い傾向なので、自分の行動を分析して改善すると良いかも
以上4つのポイントが大切です。
*人間が成功するために必要なことは、この本に書かれています。
*行動力をつけたい人には、こちらの本がおすすめです
*ストレングスファインダーに興味ある方はこちらを購入してください。
関連記事:【前向き思考/悩み/メンタル】
以上です。