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【その他/雑記】

【矛盾の常識】お金がない人ほどお金を使っている【使わず増やす方法】

 

皆さんは「お金がない人ほどお金を使っている」と言う事実をしていますか?

この事実は、私が今まで関わってきた人たちの行動を見ていて薄々感づいていたことなのですが、最近になって経営者の方と話しをする機会があり、確信に変わりました。

にわかに信じがたいことですが、、、一体どういうことなのか?今回の記事で掘り下げてみようと思います。

 

お金がない人ほどお金を使っている

一般人相手の商売から分かる常識

「お金を使う人」と「お金を使わない人」の特徴について、驚きの事実が分かりました。

 

お金を使う人、使わない人の特徴

  • 「お金がない人」ほどお金を使う傾向がある
  • 「代々お金持ちの人」はお金を使わない傾向がある
  • 「一代でお金持ちになった人」はお金をたくさん使う傾向がある

 

これは、「企業相手ではなく一般の人を対象にした商売」をしていた経営者さんに教えてもらったことです。

 

お金が欲しい

 

「一代でお金持ちになった人」がお金をたくさん使うって話しは分からないでもないですが、「お金がない人」ほどお金を使う、「お金持ちの人」ほどお金を使わないって話は信じられないかもしれませんね。

実は、この話しは一人の経営者さんから聞いた話しではなく、今まで知り合った経営者の方、数名が全く同じことを言っていたので、信憑性が高いんだと思うのです。

と言うことで、この話しの元になった事例を2つ紹介します。

 

事例1 おもちゃの訪問販売で分かること

まず初めに、子供のおもちゃの訪問販売をしていた経営者の方に聞いて分かったことを紹介します。

 

訪問販売で分かったこと

  • 立派な家は門前払いで買ってくれない
  • アパート(賃貸)に住んでいる人は買ってくれる

*すべての人が当てはまるわけでなく「このような傾向がある」と言うことです。

 

立派な家とは、お屋敷みたいな大きな家、古くから地域に根付いている家、明らかに高級そうな一軒家、のことなのですが、このような家に訪問販売したところ、門前払いが当たり前で全く相手にされなかったそうです。

その逆に、アパートのような賃貸物件の家庭を訪問してみると、おもちゃを買ってくれる人が多かったとのこと。普通、一軒家とアパートを比べると、アパート暮らしの家庭の方が裕福ではない傾向ですが、そのような家庭の方が圧倒的に買ってくれた、と言うことなのです。

子供のおもちゃの価格を考えると、それほど高価ではないと思うのですが、なぜがお金がある人ほど買ってくれないのです。

 

買い物する人

 

この事例から学ぶこと

  • お金がない人は、お金の正しい使い方が分かっていない

 

簡単に言ってしまえば、教育不足、勉強不足、です。それによって、ものごとの判断に甘さがある、我慢する力が低い、お金の大切さが分かっていない、となります。結果、「高いものは買えないけど、安いものなら買えるから」といった心理が働いている可能性があります。

逆に、立派な家に住んでいるような家庭では、教育や躾がしっかりとなされているので、安いからと言って安易にお金を使ったりしませんし、自分の欲求をコントロールする力も高いと言えそうです。

 

事例2 自動車販売でわかること

次に、自動車販売をしていた経営者の方に聞いたことを紹介します。

 

自動車の販売で分かったこと

  • 代々お金持ちの人は一括払い
  • 一代でお金持ちになった人は羽振りがいい
  • お金がない人、中流家庭の人、はローンで支払い

*すべての人が当てはまるわけでなく「このような傾向がある」と言うことです。

 

代々お金持ちの人とは、地域に根付いた家柄、地主の家系、と言った名士と呼ばれる人のことですが、このような人は、車のような何百万円もする買い物を一括払いで買うのが多いとのことでした。しかも、買う車は高級な車に限定されるわけではなく、軽トラから高級車まで幅広くです。見方を変えると、一括で買える車しか買わないともいえそうです。

一代でお金持ちになった人は、事業を起こしてうまく軌道に乗った人のことです。このタイプは、羽振りが良くて豪快にお金を使う人が多く、車やバイクを何台も買ったり頻繁に買い替えたりするので、最終的に、破産したり会社を倒産させてしまうことがあったようです。

お金がない人や中流家庭の人は「ローンで買うのが当たり前」だったそうです。ローンとなると利子を支払わなければならいので、余計に苦しくなりそうですね。頑張ってお金を貯めれば、一括支払いで中古の軽自動車、コンパクトカーが購入できそうなのですが、そうではないようです。

ちなみにですが、こちらの経営者の方の話しの中で、一番印象的だった言葉は「お金がある人よりもお金がない人に沢山儲けさせてもらった。ローンにしてくれるから儲かる」でした。お金の貸付は金融機関ではなく、経営者さんが自ら行っていたので、車を売った利益と利息のダブルの儲けがあったのです。

 

ローンと利子

ローンとは、お金を借りて、その後分割して返済することです。通常、返済するお金は、借りたお金だけでなく利子も含まれます。*利子とは、借りたお金に対して支払う対価のことで、利息とは、貸した側が受け取る対価のことです。

なので、お金を借りてモノを買うってことは、モノの価格以上にお金を支払うことになります。

 

車のショールーム

 

この事例から学ぶこと

  • 身の丈に合った生活をしていない人は、ローンで買い物をしている

 

ローンで車を買うってことは、自力で支払うことが出来ないわけなので、無理をして買っていることになります。つまり、身の丈に合った生活をしていないってことです。

ローンは、利子が発生するので分割支払いであっても月々の家計はかなり苦しくなります。中流家庭の人がローンで支払う場合は、貧乏に転落するリスクがありますし、お金がない人がローン支払いするのは、、、かなり危険です。

大切なことは、一括で買えるモノを選ぶ、お金を貯めてから買う、ことです。

 

私がローンで車を買ったこと

私が20代のころ、乗っていたポンコツの軽自動車が廃車になったので、そろそろ乗りたい車を買いたいと思い、200万円の中古のスポーツカーを買いました。

その時の貯金は400万円でしたが、全額貯金から支払うとイザというときに使えるお金が少なくなってしまうので、銀行から100万円借りて3年ローンを組みました。

返済は月約3万円でしたが「めちゃくちゃ生活が苦しかった」記憶があります。ひと月に使える金額が少なくなって、欲しいものが買えず、嫌な記憶しかありません。それ以来、ローン支払いは絶対にしたくないって思っています。

 

無駄にお金を使わずに、お金を増やす方法

それでは、ここまでの話しで分かったこと「お金がない人は、お金の正しい使い方が分かっていない」と「身の丈に合った生活をしていない人は、ローンで買い物をしている」を改善して、お金を増やすためにはどうすればいいのか?について考えてみたいと思います。

 

金融リテラシーを高める

金融リテラシーとは、お金に関する正しい知識や判断力のことですが、この金融リテラシーが低いと、収支の管理がおおざっぱ、生活設計(将来の計画)がない、資産運用の知識が不足している、と言うことになります。

 

大切なことはコレです

  • 毎月、一定額を必ず貯金する
  • 家計簿をつけて金銭感覚を強化
  • 将来必要となるお金の計画を立てる
  • お金が溜まってから資産運用をする
  • モノを買うときは「一括支払い」を基本とする

 

カードローン

 

毎月、一定額を必ず貯金する

毎月、一定額を必ず貯金することはお金を貯める上でかなり効果があります。私は20代のころ、給料天引きの財形貯蓄をやっていて、確実にお金を貯めました。初めは毎月1万円、次第に5万円、10万円、、と給与が上がるたびに金額を増やしていきました。欲しいもの、買いたいもの、があるときは、残業や休日出勤を頑張って給与を増やす努力もしました。このように、貯金するクセを身につけて、足りないときは労働するってことを体で覚えると、堅実な価値観が育ちます。

家計簿をつけて金銭感覚を強化

私が大学生だったころ、生活費を親からの仕送りに頼っていたのですが、親には家計簿の提出をしなければなりませんでした。初めは「面倒くさいな、、、」と思っていましたが、次第に自分に金銭感覚が身について、「今どれくらいのお金を使っているのか?」「どれくらい口座にお金が残ってるのか?」「これは今買っても大丈夫だな」が分かるようなりました。これは、ムダ使いしないために必要なことです。

将来必要となるお金の計画を立てる

将来必要なお金とは「家」「子供」「車」「結婚」「旅行」などのイベントごとに関係することです。これらを計画したり、予測することで「いつまでに、どれくらい貯金しなければいけないのか?」「収入は今のままで足りるのか?」が見えてきます。たとえ、家の購入で借金をしても計画的にお金を運用できれば、支払いが滞ることはないはずです。

お金が溜まってから資産運用をする

お金を増やすためには、貯金だけでなく資産運用がおすすめで「株式」「債権」「投資信託」などがあます。ただ、これは私の考えですが、資産運用するためには、まずは貯金を500万円以上貯めてから行った方が良いです。その理由は、運用する金額が少なければ利益も少ないので、資産運用に掛ける時間がムダです、それよりも働いて収入を増やしたほうが良いからです。しかも、運用が上手く行かずにマイナスになってしまうこともあるので、資産運用とは別に年収程度の貯金を持っておいた方が良いのです。とは言え、最近は積立で投資する資産運用があるので、貯金がそれほど無くても少額で投資しながら資産運用の勉強をするのもアリです。

 

資産運用の参考

私がやったことのある、やっている資産運用は、「定期預金」「財形貯蓄」「ドル建ての保険」「投資信託」「個人年金」です。下記に、以前やっていたウェルスナビの記事を貼っております。

要チェック
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モノを買うときは「一括支払い」を基本とする

ローンでモノを買うと、借りたお金に利子が発生するので、一括で支払うことを基本とします。何千万円もする家を買う場合は借金しても仕方がない、借金するのが当たり前、と思いますが、車程度の金額なら借金せずに購入を当たり前とします。逆に言えば、一括で買えないモノは買わないってことです。

 

*本で資産運用について学ぶこともできます。おすすめです。

 

自制心で自分をコントロールする

自制心とは、感情や欲求をコントロールする力のことですが、この自制心が低いと「必要なモノではなく、欲しいモノを買う」行動をとってしまいお金を正しく使うことができません。

しかも、「何とかなるでしょ」と言った楽観的な考えにもなりがちです。その結果、生活が苦しくなり、お金がない人から脱出できないループに落ちてしまいます。

 

自制心を高める方法

  • 自分の行動を客観視する癖をつける
  • 我慢する、気を紛らわす、方法を決めておく
  • 理由がない行動はしない、いつも考える癖をつける
  • 幼少期から我慢する教育や我慢する方法を教えて育てる

 

詳しくは下記の記事で紹介しています。

 

調子が良いときほど気持ちを締める

人は、「お金に余裕ができる」「異性にモテている」「仕事や家庭がうまく行っている」「何をやっても結果が出る」みたいな状態になると、緊張感がなくなり気持ちが大きくなって、欲求をコントロールできなくなります。

これが「人が調子にのっている状態」なのですが、この状態の時に「お金を使う行動」をするとかなり危険です。

 

詐欺

 

なぜ危険なのか?

  • 貯金できるのに貯金しなくなる
  • 自制心が効いていないので正しくお金を使えない

 

世の中ってどうなるか分からないので、突然不景気になったり、会社の業績が悪くなったり、自分や家族にトラブルが発生する、ことがありますが、そのような時は大抵「お金が必要」になります。なので、調子が良いときほど、貯金すべきなのです。

調子にのっていると自制心が効かなくなるので、無駄なモノにお金を使ってしまいます。これは、お金を使うことに優越感を感じているだけで、全く意味のないことです。

 

だから、大切なことはコレです

  • 調子が良いときほど気持ちを締める

 

詳しくは下記の記事をご覧ください。

 

勉強と労働に打込んで貧困から抜け出す

もともと貧困家庭だと、ローンや借金をしないと生活が成り立ちません。ですが、それによって元本だけでなく利子も支払う必要があるので、お金がないのに沢山お金が必要になる、、、と言った負のスパイラスに陥ってしまいます。

 

大切なことははコレ

  • 勉強する
  • 世の中の仕組みを知る
  • とにかく働いてお金を貯める

 

アイデアを勉強

 

勉強する

子供のころからしっかり勉強しておくと「頭で考えて行動できる人になれる」「学力が高くなれば就職できる会社の選択肢が多い」となります。直感や感情ではなく頭で考えて行動することは、正しい選択をするために必要ですし、学力が高ければ好きな職種や給与が高い会社に就職できるので、将来の成功確率が上がります。もし子供の頃に勉強をやっていなくても、大人になってからでも遅くはありません。現に私の場合は、30代を過ぎたあたりから本を読むようになり、仕事に必要な知識であったり、経営学、社会学、哲学、資産運用の知識、などを勉強しています。最近では「中学で学ぶ数学」をやり直しています。この積み重ねによって、仕事の成果が上がり、資産運用もできるようになったし、効果は計り知れないです。

世の中の仕組みを知る

世の中の仕組みとは、「金儲けや稼ぐ方法」「資産運用やお金の流れ」「会社や組織」「経済」「政治」「犯罪や詐欺」「法律」などがありますが、このような仕組みを知っておかないと、損する確率が上がります。逆に、世の中の仕組みを知っておくと、「効率よくお金を貯められる、増やせる」「未来の予測が建てられる」「お得なサービスを受けられる」「犯罪に巻き込まれない、ダマされない」など、自分の生活が安定する確率が飛躍的に向上します。

とにかく働いてお金を貯める

手っ取り早くお金が欲しければ、人よりもたくさん働くのが定石です。「楽して稼ぐ」は無理だと思ってください。辛いかもしれませんが働いて稼ぐことは、お金が貯まるだけでなく、将来に必要な経験になりますし、忙しくて無駄なお金を使うこともありません。もし、労働時間の制限で働けなければ、アルバイトで副収入を得る方法で頑張りましょう。私の場合は、整備士として給料14万5000円で残業代は0円で3年間働きました。一人暮らしで生活ギリギリ、貯金は0円、、、アルバイトしながら生活しましたが、結局限界に達し転職しました。その後、機械メーカーに転職して給与は16万円で残業代は働いた分を全額支給だったので、残業しまくって稼ぎました。こんな生活を5年続けていたら、知らないうちに500万円以上貯金できました。残業して稼ぐ方法は今の時代に合いませんが、それでもお金を貯めようと思ったら働いて稼ぐ方法以外に選択肢はありません。

 

*貧困から抜け出すための参考になります。

 

ポイントまとめ

それでは、お金がない人の特徴とお金を増やす方法について重要なポイントをまとめておきます。

 

お金がない人の特徴はコレ

  • 「お金がない人」ほどお金を使う傾向がある

 

無駄にお金を使わずに、お金を増やす方法はコレ

  • 金融リテラシーを高める
  • 自制心で自分をコントロールする
  • 調子が良いときほど気持ちを締める
  • 勉強と労働に打込んで貧困から抜け出す

 

お金は人生を安定させるために必要不可欠ですが、楽してお金を貯めることはできません。将来のために、今、頑張りましょう。

 

*お金に関する知識の参考になります

 

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以上です。

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