セオドライト(トランシット)とは
角度を測定する測定器
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特徴
組立てにおいては、装置の鉛直測定と据付の墨打ち作業に使用されます。レーザー墨出し器と違い、角度が数値表示できる事と望遠鏡でどのくらいズレているかが明確に分かる。ただし、本体の設置はレーザー墨出し器よりも時間を要します。
装置の鉛直測定
装置内の芯の罫書きやズレを測定します。高低がある場面では上側、下側の芯の測定を同時に行う事が必要なため非常に有効です。大型な装置で90度芯が交わるような場面でも、交わる中心点にセオドライトを設置して本体を90度旋回させて罫書き、測定ができます。
据付の墨打ち作業
マテハンのように製造ラインが複雑な場合に有効です。装置を据付ける為に必要な芯が直線から90度曲がる場合には、交わる中心点にセオドライトを設置して本体を90度旋回させて罫書きが出来ます。罫書きを入れたポイントとポイントを水糸で繋ぐか、墨つぼで墨打ちをおこない据付芯とします。

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以上です