今回は「ラッシングベルトの種類」についての記事です。
ラッシングベルトはトラックの荷台や車の後ろなどに荷物を積んだ時に荷締めする固定ベルトです。仕事だけでなくプライベートまで幅広く使用できるのでとても便利ですよね。
そんなラッシングベルトを私は10年以上使い続けてきましたが、ここ最近「自動巻き取り式」のラッシングベルトが登場しますます便利になりました。
そこで今回の記事では、ラッシングベルトの特徴や欠点や種類などをまとめておこうと思います。
ラッシングベルトの種類
ラッシングベルトとは
皆さんはラッシングベルトってご存じですか?
出典:株式会社 キトー キトーベルトラッシング カタログ
ラッシングベルトは柔軟性がある化学繊維のベルトをラチェット機構の金具で絞ることで荷物の固定(荷締め)ができる固定ベルトのことです。別名「タイダウンベルト」とも言われます。
荷物の固定と言えば、ひと昔前ではロープを使っていろいろな絞り方や縛り方で荷物の固定をしていましたが、強い力で簡単に素早く荷締めができるラッシングベルトの方が便利なので非常に普及しています。
特徴と欠点
ラッシングベルトの特徴はこんな感じです。
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ベルトの両端の固定が簡単
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ベルトの絞りがラチェット式で簡単
- ラチェット機構は構造が単純なので壊れることが少ない
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ベルトは柔軟性があるので荷物に良く馴染むのでしっかり固定できる
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作業者の力が弱くてもラチェット機構のため大きな力で荷物を絞ることが出来る
*ベルトの端の形状には様々な種類がありますが、どんな状況でも無難に使用できるのは「フック」タイプです。私も「フックA」を使用しています。
出典:株式会社 キトー キトーベルトラッシング カタログ ベルト端の形状の種類
ラッシングベルトは荷物の固定の定番アイテムとなりもの凄く普及していますが、実は私には1つだけ不満(欠点)がありました。
ラッシングベルトの不満(欠点)はコレです
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絞った後に「余ったベルト」のまとめが面倒くさい
ラッシングベルトを使ったことがある人なら誰でも不満に起こったことがあるとはずです。
余ったベルトってラチェット部分に出てくるわけなのですが、ラチェットはベルトの端にあるので例えばトラックのアオリの部分に余ったベルトが出てくるので、そのままにしておくわけにはいかないので結構面倒なんです。
ラチェット式と自動巻き取り式
ラッシングベルトの不満として「余ったベルトのまとめが面倒くさい」と言いましたが、実は最近になって余ったベルトをシートベルトのように巻き取ってくれる「自動巻き取り式」の商品を見かけるようになってきました。
ラッシングベルトの種類は大きく分けて2つです。
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ラチェット式・・・ベルトを絞るだけで余ったベルトはそのまま
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自動巻取り式・・・ラチェット機構でベルトを絞って余ったベルトを巻き取ってくれる
こちらの動画を見ていただくと、違いは一目瞭然です。
自動巻き取り式はラッシングの不満であり欠点を克服したタイプなので非常に好感が持てますよね。でもそうは言っても私には一つの懸念があります。
自動巻き取りの懸念はコレです
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自動巻取り機構にベルトが巻き込んだら簡単に治せないし、複雑なので壊れるかもしれない
正直言いだしたらキリがないですが便利になった反面、構造が複雑になっているのでハードに使用する運送や外仕事では不安に思うところではあります。
と言いつつ、私は最近「自動巻き取り式」のラッシングベルトを2つ購入しました。やっぱり、余ったベルトを巻き取ってくれるってことにめちゃくちゃ魅力を感じたからです。
ポイントまとめ
それでは、ラッシングベルトについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- ラッシングベルトはラチェット機構で強い力で簡単に素早く荷締めができる固定ベルト
- ラチェット式と自動巻き取り式がある
- ラチェット式は構造が単純なので、ベルトが巻き込んでも直しやすく壊れにくい
- 自動巻き取り式は余ったベルトを巻き取ってくれるのでめちゃくちゃ便利
以上4つのポイントです。
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以上です。