今回は「会社の不満を解消する方法は転職か起業」についての記事です。
最近ではフリーランスで働く方も多くなってきましたが、まだまだ会社勤めの人の方が多いですね。私もその一人ですが、会社に勤めていると何かと不満が溜まるものです。
一口に不満と言ってもその内容は様々で、大きく分けて2つあると思います。一つは、「売り上げを伸ばすため」「良い製品を作るため」「安全に作業するため」と言った会社の成長に関わる不満、二つ目は「転勤したくない」「出張したくない」といった会社の成長に関係しない自分中心の考えです。
今回の記事では、このなかでも会社の成長に関係しない不満について私の意見をまとめておこうと思います。多分、偏った意見になってしまうので、不快に感じたら閉じてしまってください。
記事の目次
会社の不満を解消する方法は転職か起業
会社の不満は自分の責任かも
勤めている会社への不満、、、、それは誰にでもあるでしょう。もちろん私にも不満はあります。
一口に不満と言っても内容は様々ですが、中には「それは違うんじゃないの?」って思ってしまう不満のありました。
それは違うんじゃないの?って不満はコレ
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給料が低い
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転勤は嫌だ
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休日出勤が嫌だ
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残業したくない
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出張したくない
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負荷が大きい案件はやりたくない
どうでしょうか?皆さんも耳にしたことがあったり、こんな不満を持っている方もいるのではないでしょうか?
このありがちな不満に対して私は違和感を感じるですが、それにはこんな理由があります。
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自分の満足する会社に勤められないのは「自分が悪い」のではないか?
批判覚悟で言いますが、何百万もある日本企業の中から不満しかない会社を選んで勤めている自分が悪いのではないか?と思うのです。
もちろん、ハラスメントや賃金未払いや長時間労働などの法令違反、法律違反をしている会社は批判や罰を与えられて当然です。
ですが、そうでない会社に勤めていて「給料が安い」「転勤が嫌だ」「休日出勤が嫌だ」などなど、、、このような「会社の成長に関連しない不満」を抱いているのでしたら、早く転職するか起業(フリーランスもあり)して「自分の満足する働き方」ができるようにした方が良いです。
でもそんなことを言うと、こんな反論もあるでしょう。
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起業なんて無理
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自分が満足できる会社なんてない
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会社が悪いんだから会社が変わるべき
そう思う気持ちもわかります。でもね、そんな我がままが通用するほど世の中甘くないのが現実なんです。それは一言で言えば「競争社会」だからです。
仕事は営利目的でおこなうモノで、労働の対価として賃金を手にするわけです。それって会社も個人も競争しているってことで、「ラクして稼ぐ」でお金儲けしようとしても必死に働いているライバルがいるのだから、勝ってこないのです。
なので、会社には生き残るために「独自のスタイル」「独自のやり方」があるのです。例えば、サービス業は典型的で土日営業が当たり前です。でも、もし世の中の労働者が「休日出勤は嫌だ」「土日休みが当たり前」ってなったら、休みの日に買い物や食事に出かけても営業しているお店はなくなってしまいます。
視点を変えて考えると、自分が勤めている会社に入社したキッカケは何だったのでしょうか?会社側から頼まれて就職したのでしょうか?ほどんの場合、自分の意志で就職したはずです。つまり、いくら会社を批判しても自分で選んで勤めているのだから、会社が法令違反、法律違反していない以上その不満が通用するわけないのです。
だから、何でもかんでも否定するのは違うと思うし、会社に不満があるのなら自分が満足できる会社に転職したほうがいいし、自分で起業して自分の思う通りの会社を作ればいいのです。
無理なら働かない生き方もあるがハードルが高い
ここまで私の勝手な意見を言ってきましたが、皆さん「なんでそんなこと言われなきゃいけないんだ!」ってイラっとしていますよね。
極論ですが、私の本音を言いますと「働くのは無理」ってことなら、働かない生き方を選択するのも全然OKだと思います。だって、私も将来どうなるかなんてわからないし。
働くのが無理ならこんな方法はどうでしょうか
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生活保護を受ける
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第三者に援助してもらう
生きていくために絶対に必要になるのは「お金」です。何とか働かずにお金を手に入れたいですね。
ところが、働かずしてお金を手にすることはもの凄くハードルが高いことで、簡単に生活保護が受けられるわけでも、簡単に第三者から援助してもらえるわけではないのが厄介です。
生活保護を受けるためには基本「働きたくても働けない状態」や「低収入すぎて生きていけない」といった状況でないと受けられません。なので、「働きたくないので生活保護を受けたい」ってのは今のところ無理みたいです。でも、もし条件に当てはまれば生活保護で生きていくのは全然ありです。
第三者の支援は「身内からの援助」なら割と簡単かもしれませんが、何十年も援助し続けてもらうのは身内の負担が大きすぎて難しいかもです。最近ならTwitterなどのSNSを駆使して第三者に援助してもらうことも可能ですが、こちらも何十年も援助し続けてくれる人を探すのは大変そうです。
結論コレ
- 働きたくても働けない事情があれば生活保護OKです
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一時的に働かない生き方は割と簡単だけど、何十年も働かない生き方は難しいかも
基本的に生きていくためには働くことが大前提ってことなので、会社の不満が原因で働きたくない場合は何とか改善するしかないってことなのかも。
優先順位をつけて妥協する
そもそもですが「不満=ネガティブ感情」って毎日楽しくないってことですし、ネガティブだと自分の成長も見込めないし、ネガティブな発言で同僚から嫌われているかもしれません。だから、何とか不満を少なくしてポジティブ感情に切り替えて仕事をした方が良いはずです。
そこで一つの案としては、現在会社に勤めていて転職や起業はハードルが高くて無理って方は優先順位をつけて妥協すると良いかもしれません。
優先順位で妥協ってなに?
例えばこんなこと
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「給料や賞与が多い」から「残業がある」のは仕方がない
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「自分のプライベートな都合が通りやすい」から「時々の休日出勤や出張」は仕方がない
良いところと悪いところは誰にでもあるし、会社にもあります。なので、どこまでなら許せるか?納得できるのか?考えてみるのです。
給料や賞与が多くて業務の負荷が少ない仕事は理想かもしれないですが、現実にはなかなかそんな会社ありません。なので、「給料や賞与が多い」ってことが自分の優先したいことなら「残業」があるのは仕方がないって割り切って諦めてはどうでしょうか。または、仕事中にも関わらず自分のプライベートな用事で仕事を抜けたり早退したり遅刻するのを許容してくれたりするから、時々の休日出勤や出張を頼まれるのは仕方がないってことあると思います。
でもこんな最悪なパターンもあります
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給与や賞与が少ないのに残業がある
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休みが取りづらくて自分都合の用事は全部却下なのに休日出勤や出張が当たり前
こんな会社に妥協点は見つからないし将来性はありません。働けば働くほど自分の労働力を搾取されるだけです。なので早急に退職して転職か起業するしかないです。
満足できる会社はあるのか?アンケート調査
「転職って簡単に言うけど自分が満足できる会社なんてない」って思っている方には、先日Twitterでアンケートを取ってみたのでご覧ください。
ツイッターのアンケート
アンケート【勤めている会社の転勤や出張は断れるのか?】
回答数:90票
このアンケート結果から推測されることはコレ
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自分の満足する会社は存在する
転勤や出張が業務上必要な会社が転勤や出張を廃止することは、まずできないでしょう。にもかかわらず、約4割の会社では転勤や出張を「断れる」と言うことは、社員の意見を尊重していると考えることができます。つまり、世の中の約4割の会社は業務最優先ではなくて社員ファーストなので、そんな会社に就職できれば「満足度が高い」日々を過ごすことが可能です。
とは言え、ツイッターのアンケートなので本当に約4割の会社が社員ファーストなのかは確信が持てない面もありますが、一定数存在することは間違いないでしょうから現在勤めている会社に不満があるなら転職を検討すべきです。
ただし、社員ファーストを勘違いしすぎると給料や評価に影響する可能性あり
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会社の業務を選んだり断ったりすれば会社への貢献度が下がるので、評価が下がり給料が期待できない
残念ながら、これは仕方がないかもしれません。基本的に自分が断った業務は誰かが代わりにやらなければ仕事が成立しません。
と言うことは、断った業務を積極的にこなしている人の方が評価が高くなって当然で、業務を選んでいる人の評価が上がる要素はないかもしれません。
なので、業務を選んで評価を上げるためには「それ相応の結果」を出すことが必要だと覚悟しておいた方がいいでしょうね。
社員ファーストの会社に転職するためには
一定数存在する社員ファーストの会社に転職したがる人は多く、競争率が高いので簡単に採用されることはありませんし、一度不採用になればもうチャンスはありません。
ではどうすればいいのでしょうか?
私の経験や周囲の人達を参考にすると、こんなことが言えます。
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唯一無二の強みを持っていること
例えばこんな強みが必要です
- 専門的な経験が豊富
- 専門知識が秀でている
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マネジメントの経験がある
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語学堪能で海外赴任経験者
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難関の国家資格を持っている
社会に出てからどれだけ一生懸命に努力してきたのか?と言うことが自分の強みになってきます。
裏を返せば、会社に不満を持っていいてイマイチやる気がなく日々を過ごしていたとしたら、アピールできる自分の強みは中々見つからないでしょうし、せっかくの成長チャンスを無駄にした結果だけが残るだけです。
なので、もし会社に不満があったとしても、日々の業務やプライベートな時間さえも自己研鑽に励むことが出来れば転職で有利なのは間違いないです。
これだけは絶対止めた方がいいこと
不満を家族のせいにするのはカッコ悪い
会社の不満の理由は「家族に言われたから」「家族に反対されたから」って言う人がいますが、正直これはカッコ悪いです。
と言うのも、私が見てきた家族を理由にして会社の不満を言っている方にはこんな傾向があったからです。
家族を理由に不満を言う人の特徴はコレ
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結婚する前から同じことを言っていた
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彼氏/彼女ができる前から、家族ができる前から、働きぶりは変わっていない
だから周囲からこんな風にしか受け取れません
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いやいや、自分が働きたくない、ラクしたいだけじゃないの?家族のせいにするなよ
結論、会社は社員の家族の意見を最優先に考えているわけではないので何も変わることはないってことです。
「嫁(旦那)に給料が安いって言われた、この会社おかしいよね」とか「家族に出張いくなって言われたから、出張行きたくないんだよね」とか、こんなことを言っても家族の世間体が悪くなるだけです。
もし家族が出来て生活パターンが変わってしまい会社に不満を持つようになったのなら、新しい生活パターンに合う働き方を見つけるしかないですし、そもそも自分の人生、自分の家族なのですから自分の意志で会社と話し合ったり転職や起業を考える方が建設的です。
だから家族にせいにするのは恥ずかしいことなので絶対辞めた方が良いです。
会社の不満を解消するためにのポイントまとめ
それでは、「会社の不満を解消するために」について重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 「会社の成長に関連しない不満」がある方は、早く転職するか起業(フリーランスもあり)した方が良いです
- 不満の妥協点がみつからない会社は将来性がないので、早急に退職して転職か起業するしかないです。
- 世の中の約4割の会社は社員ファーストなので、そんな会社に就職できれば「満足度が高い」日々を過ごすことが可能です
- 社員ファーストな会社に転職るためには、競争相手が多いので「唯一無二の強み」を身に着けて伸ばしておく必要があります
以上4つのポイントです。
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以上です。