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【社会の仕組み/本紹介/雑記】

現場改善に必要な知識を学ぶ最適な本【製造リーダーと設計と生産技術】

2022年3月9日

 

今回は「現場改善必要な知識を学ぶのに最適な本」についての記事です。

先日のこと、「はじめての現場改善」と言う本を読んだのですが、共感できること、応用できる考え方、新たに知った知識があり、かなり勉強になったので今回の記事で紹介しようと思います。

 

現場改善に必要な知識を学ぶ最適な本

ものづくりの現場に必要な改善

ものづくりをしていると、製品が不良品になってしまったり、製作時間が予定よりもかかってしまったり、と何かとうまくいかないことがあります。

なので、ものづくりの現場ではムダをなくして品質のよいものづくりをするために、人の作業効率、設備の稼働効率、生産方法、作業方法、などなど、あらゆる方向から改善をしなければいけません。

とは言っても、いきなり全部を良くしようとしても、一体何から手を付ければよいかわからないですし、改善したら余計に悪くなってしまうこともありますよね。

そこで、どのような考えで改善に取り組めば良いのか?を学べる本を紹介しようと思います。

 

はじめての現場改善

現場改善の考え方を学ぶのにおすすめな本はコレです。

  • はじめての現場改善 著:西村仁

 

こちらの本は、現場改善の実例ではなく、改善するための考え方や、ものづくりの仕組み、あり方、を学べる本です。

 

はじめての現場改善

はじめての現場改善

 

本の中身はこのような構成になっています。

  • 第1章 モノづくりに必要な強み
  • 第2章 製造品質
  • 第3章 製造原価と効率
  • 第4章 生産期間と生産能力と生産方式
  • 第5章 ムダの削減
  • 第6章 3Sと段取り改善
  • 第7章 在庫管理と設備管理
  • 第8章 現場改善を進めるコツ

 

この本は、現場改善だけに限定する内容ではなく、ものづくりに必要な知識、方法、を網羅的に書かれている本なので、設備メーカーから製品を製造している企業まで、多くの人に為になる本です。

簡単にまとめますと、利益/コストとはなにか、原価の考え方、生産方法の種類、3S,在庫管理、などなど、これにより改善の全体像をつかむことができます。

 

引用:日刊工業新聞社 はじめての現場改善

モノづくり現場の基本を習得するための基礎編と、現場改善をおこなう実践編の2部で構成しています(図0.1)。第1章はモノづくりの全体が見えるようにモノづくり企業に必要な強みを紹介します。第2章から第4章はモノづくりの基礎となる品質・コスト・納期(QCD)を見ていきます。第2章はモノのできばえとなる製造品質を、第3章はモノづくり現場で費やした費用となる製造原価と原価を下げるための効率を、第4章は顧客の納期を守るための生産期間と生産能力、そしてモノの流し方について解説します。
第5章からは現場改善を実践するための知識を紹介します。第5章はムダを見つける視点を、第6章で整理・整頓・清掃をあらわす3Sと品種対応の段取り作業の改善を、第7章では在庫をうまく管理する方法と設備の管理について解説します。最後の第8章は改善を進める上でのコツを、事例を踏まえながら紹介します。
はじめて現場改善に取り組まれる方は、第1章から順に読み進めていただきたいと思います。これにより改善の全体像をつかむことができます。一方、関心のある章を抜き出して読んでも理解できるように解説しました。

 

こんな方におすすめです

  • 製造業のリーダーの方
  • 機械装置の設計職の方
  • 生産技術の仕事をしている方

 

製造業のリーダーの方は、ものづくりに直接携わっているので日常的に不具合に直面していると思いますが、その不具合を改善する方法の参考になります。

設計職の方には、設備を使う人の立場になって、そして実際の現場で何を求められているか、を学ぶことができます。

生産技術は製造現場をつかさどっている仕事なので、幅広い知識が必要になります。この本はものづくりの現場について網羅的に書かれているので、参考になると思います。

 

 

西村仁さんの本は、読みやすくて良い内容の本ばかりですね。私の個人的感想ですが、どれを読んでもハズレはないです。

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*「機械加工の知識がやさしくわかる本」の購入はこちらから

 

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以上です。

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