電気配線/制御盤製作

チューブマーカーとは/レタツインLM-550とキヤノンMk2600

チューブマーカーとは

チューブマーカーとはマークチューブに印字する機器です。

電気配線やエアー配管には「配線や配管一つ一つが何なのか?」が分かるように線番(番号)を印字したマークチューブを取付けます。このマークチューブに印字する為にはチューブマーカーが必要です。

*関連記事のマークチューブについてはこちらからご覧ください。 ⇒ 「線番とマークチューブの向きとサイズ」

 

マークチューブ

マークチューブ

線番を印字されたマークチューブ

 

チューブマーカーの種類

チューブマーカーはマークチューブに印字する機器と説明しましたが、このチューブマーカーには種類があります。

  • 印字機能限定タイプ・・・主にマークチューブに印字する専用で機能は限定されます。
  • 多機能機種・・・マークチューブ以外にラベルやテプラを作る事ができ、PCからデータの流し込みでスピーディーに製作することが出来る

印字機能限定タイプ

印字機能限定タイプは機種名「ホットマーカー」に代表されるタイプです。こちらは10年以上前のホットマーカーなので全てが手動式のタイプです。

多機能機種

多機能機種の代表的な機種にはキヤノンMkシリーズやMAX株式会社のレタツインがあります。


 

今回は現在の主流である多機能機種に代表されるレタツインLM-550WとMK2600(キヤノン)の違いについてまとめてみる事にします。

 

レタツインLM-550WとキヤノンMK2600の違い

*下記に機能を記載しますので参考にしてください。使用目的は同じですから大きな違いはないようです。

機能

レタツインLM-550W(MAX株式会社) Mk2600(キヤノン)
価格 139,000 (税別) 109,800円(税別)
印字速度 高速モード40mm/秒  低速モード40mm/秒 チューブ:高速モード40mm/秒 中速モード25mm/秒  低速モード18.5mm/秒 ラベル:高速モード40mm/秒 中速・低速モード25mm/秒
文字サイズ 1.3/2/3/4/6mm、 英数字のみ2.4mmも選択可 1.3mm(全角英数字のみ可)、2mm(漢字印字不可)、3mm、6mm(全角・半角あり)
入力方法 ノートパソコンタイプキーボード ノートパソコンタイプキーボード
動作環境条件 温度:5~35℃(5~15℃はチューブウォーマー使用時)
湿度:20~80%(結露なきこと)
温度:15℃~32.5℃、湿度:10%~85%
チューブウォーマ装着により5℃~18℃の低温時でも使用可能
電源 ACアダプター(AC100V~240V 50/60Hz) または 単3形×4本(コードレス) ACアダプター(AC100V~240V 50/60Hz)
チューブ切断方法 自動半切り、手動全切り 自動半切り、自動全切り
オートOFF機能 5分経過で電源OFF なし
PCリンク機能 作成したデータをPCから直接印刷 PCデータを直接印字
外部メモリ USBメモリ対応 なし

 

使用可能な印刷物

レタツインLM-550W(MAX株式会社) Mk2600(キヤノン)
チューブ 塩ビチューブ(内径φ1.5~φ8.0mm) 熱収縮チューブ(内径φ2.0~φ6.4mm) 市販PVC丸チューブ(熱収縮チューブにも対応)
(内径:∅2.5mm~6.5mm対応 厚さ:0.5mm)
ラベルテープ 専用テープカセット 5/9/12mm幅 カセット(白色、黄色、銀色)幅:6mm、9mm、12mm 長さ:30m(銀色27m)
カット長設定2mm~150mm設定可能
ラップアラウンドテープ カセット(印字部のみ白その他透明)
巻き長さ:8m 長さ:33mm 幅:カット長設定により6mm~150mm設定可能
記名板 8/8.5/9.5/10mm(0.5mm厚・塩ビ製) 市販記名板
厚さ:0.5mm指定幅:8mm、8.5mm、9.5mm、10mm
4mmIDストリップ カセット(白色)幅:4mm、長さ:5m
カット長設定 8mm~ 150mm設定可能
デバイスラベル 幅5~10mm、長さ7.3~40mm、ラベル間隔0~10mm

*ラップアラウンドテープ・・・ケーブルに巻き付けて張るテプラのようなモノ

 

レタツイン紹介動画

下記にレタツインの紹介動画を載せておきます。キヤノンにMk2600は紹介動画ありませんでした。

 

余談

今まで私はキヤノンのMk2500(Mk2600の前機種)を使用していましたが、機器の調子が悪くなってきたのを期に買い替えを検討していました。現在主流なのがレタツインLM-550WとMK2600(キヤノン)なのですが、上記の一覧を見比べてもどちらが良いのか?判断付きませんでした。

そこでチューブマーカーを一番使用しているのが電気屋さんですから、そちらにおすすめのチューブマーカーを聞いてみたのです。(*電気屋さんと言えば制御盤製作からハード工事までチューブマーカーが必要不可欠の仕事です)

3社の電気屋さんにおすすめのチューブマーカーを聞いたところ、レタツインが2社でキヤノンが1社でした。迷う所でありますが「今はレタツインを使っている所が多いよ」と言われたのでレタツインに買い替える事にしました。

*今後レタツインを使用してみてレポート出来れば追記します。

 

追記

レタツインを使用した感想

*PCから流し込みデータで大量に印字した場合

  • レタツインの方が動き出しのレスポンスが良いので速い(速く感じる)
  • レタツインの専用チューブが柔らかいので絡まる事がない。

 

*手打ちで印字した場合

  • マークチューブを本体に脱着が速くて簡単。レタツインはマークチューブを手動でセットするが、キヤノンは半自動でセットするので機器が動作する時間がムダ。

キヤノンとの使い方に違いがあり戸惑いもありますが、今の所満足しています。

*電気配線におすすめの工具はこちらで紹介しています ⇒ 「制御盤組立に必要なおすすめ工具」

 

*レタツインの購入はこちら

 

以上です。

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