組立ての仕事

熱中症対策の空調服の有効性と使用例/注意点や故障例を紹介

2020年5月30日

 

今回は「熱中症対策の空調服の有効性と使用例」の記事です。

近年、熱中症による事故が話題になることが多くなってきました。地球の温暖化の影響なのか?夏場の現場では40度付近まで気温が上がり、湿度も非常に高くなります。

そのような環境で有効とされているのが、空調服です。毎年夏場になると売り切れてしまうほど人気商品です。私も実際に使用していて非常に気に入っています。

そこで今回の記事では、空調服の有効性や使用方法について実際に使用してみた感想を踏まえながら紹介しようと思います。

 

熱中症対策の空調服の有効性と使用例

空調服とは

空調服とは、専用の上着にファン(送風機)を取付て、体に外気を送風し気化熱によって体温を下げる作業着です。

 

空調服

 

近年の温暖な気候によってますます需要が増しています。夏場では品切れになり入手困難になりがちです。早めの購入をおすすめします。

 

熱中症対策に有効か?

私は5年ほど前から空調服を使用しています。

今まで使用してきて実感したことは、、、、「空調服は熱中症対策に有効」と言う事です。

空調服を着用してもエアコンのように温度管理するわけではないので、汗はかきます。ですが、送風することでその汗が体温を奪い気化するので、必要以上に汗をかかずに、必要以上に体温が上がりません。これが熱中症に有効だと思うのです。

 

 

私が空調服を使用し始めたのは仕事がきっかけなのですが、凄く良かったのでプライベート用に個人でも購入しました。さすがにプライベートで着用している人は中々いませんが、アウトドアの遊びからDIY、草刈りなど様々な野外活動で有効だと思います。

 

使用例

私が空調服を使用する状況は下記の2点です。

  • 仕事・・・現場作業
  • プライベート・・・サーキット

 

現場作業では工場内(室内)での作業が多く、屋外のように直射日光を浴びることはありませんが、工場内はとにかく熱がこもるので熱い時には40度に達するときがあり風もないので過酷です。

また、天井に近い上層階や天井裏の作業では信じられないほど高温になります。スポットクーラーや大型の扇風機を作業エリアに配置しても、なんとなくの効果しかなく空調服のようにダイレクトに体を冷却できる方法はないでしょう。

 

 

私の趣味であるサーキット走行では、走行前の待ち時間や走行後に使用しています。

走行中はバケットシートと4点式ベルトで体をがっちり固定するので、脇腹のファンが邪魔で使用できないのですが、特に走行後の汗だく状態で空調服を使用すると回復が物凄く早いです。

走行中の室内は蒸し風呂ですから、現場作業よりも過酷です。実は私も一度熱中症になりました。ですから休憩中の空調服は体温、心拍数を正常に落ち着かせるためにおすすめです。

*走行中はアイスベストが有効です。

 

おすすめの使用方法

今まで私が空調服を使用してきた経験から、おすすめする使用方法をまとめておきます。

送風レベル

ファンの送風レベル(送風の強さ)はバッテリーの設定で変えられます。一見すると「ファンは強い方が良い」と思われるかもしれませんがそれは違います。

ファンのレベルを強くしすぎると、脱水症状になって体がめちゃめちゃ怠くなります。倦怠感がすごいです。これは、扇風機を浴び続けたときのだるさと同じです。

 

ですから私がおすすめするファンの強さはコレです

  • 中レベル

 

効いているか効いていないか、、、そのぐらいの強さが最適です。もし空調服を使用して倦怠感が強い場合にはファンのレベルを弱くしてみると良いと思います。

 

バッテリーの設定


 

バッテリーの持ち

バッテリーの持ちは、ファンの強さで変わってきます。例えばファンの強さを最強にすると1日(8時間)持つかはギリギリだと思います。

前述でファンの強さを「中レベル」で使用することをお勧めしていますが、実際に私が使用してきた感じですと中レベルでしたら間違いなく8時間以上は持ちます。

 

インナー

空調服の下に着るインナー(Tシャツ)のおすすめはこれです。

  • 乾燥性が優れているインナーが最適

 

どのようなタイプかと言いますと、素材が化学繊維の「冷感」「アイス」「クール」などのネーミングのインナー商品です。このタイプは汗が気化しやすいので空調服で送風された風によって素早く気化して体を冷却できます。

逆に、綿素材などの汗が気化しにくいタイプはいくら風が当たっても冷却効果は薄いのでお勧めしません。

 

長袖とベスト

空調服には長袖、半袖、ベストのタイプがありますが、どれが良いのか迷いますね。

私は長袖とベストの両方を使用していますので、両者を比べてみます。参考にしてください。

 

*長袖

  • 冷却効果高い・・・腕まで冷却、送風の空気が漏れにくい
  • 作業性・・・悪い、腕が送風で膨らむので少々うっとうしい
  • 用途・・・仕事向き

 

*ベスト

  • 冷却効果が低い・・・腕が冷却できない、肩から空気が漏れやすい
  • 作業性・・・良い、腕周りがすっきりしている
  • 用途・・・プライベート向き、ファッション性がある

 

使用の注意点

私が経験した空調服の注意点を紹介します。

溶接作業

溶接作業で使用する場合は、必ず溶接専用(防炎)の空調服を使用しましょう。

溶接専用(防炎)の空調服は、素材が「綿」でファンが「スパッタ対策のメッシュあり」のタイプです。

 

 

なぜか?それは事故が起きたからです。

溶接のスパッタ(火の粉)が空調服の中に入って、さらにファンで送風されて延焼したのです。

危ないですね。こんなことが起きないように必ず専用品よ使用するべきでしょう。

 

雰囲気が悪い場合はアイスベスト

粉塵が酷い環境で空調服を使用することはおすすめできません。

理由は単純です。ファンから粉塵が入ってくるからです。

 

そういった環境ではアイスベストがおすすめです。

アイスベストはベストに保冷剤を取付て上着のしたに着用するタイプです。空調服が使用できない環境では有効です。

 

故障事例

私が今まで使用してきて経験した故障を紹介します。

ケーブル不良

新品の空調服を使用したらファンが回りませんでした。

  • 原因・・・バッテリーとファンをつなぐケーブルの不良
  • 対応・・・初期不良だったので無償交換しました。

 

ファンが回らない

使用していたらファンが回らなくなりました。

  • 原因・・・ファンの故障
  • 対応・・・ファン単品購入して修理しました。

 

空調服のポイントまとめ

それでは、空調服について重要なポイントをまとめておきます。

 

ポイント

  • 空調服とは、専用の上着にファン(送風機)を取付て、体に外気を送風し気化熱によって体温を下げる作業着で、熱中症対策のおすすめです
  • ファンの強さは「中レベル」がおすすめ
  • インナーは、乾燥性が優れているタイプが最適
  • 溶接作業には溶接専用の空調服を使用する
  • 雰囲気が悪い状況では、アイスベストがおすすめ

以上5つのポイントが大切です。

 

いかかでしたか?今回は空調服について私の実体験をまとめてみました。空調服の効果は私も初めは半信半疑でしたが、使用して熱中症対策の効果は十分に感じています。まだ使用したことのない人には、是非おすすめしたい商品です。使用する際には私のおすすめ使用方法や注意点なども参考していただくと幸いです。

 

*空調服の購入はこちらから

 

*防炎空調服の購入はこちらから

 

*冷感インナーの購入はこちらから

 

*アイスベストの購入はこちらから

 

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以上です。

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