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【作業/工事/ユーティリティ】

熱中症対策は業務用の大型冷風機【空調服以外のおすすめの対策】

2021年4月14日

 

今回は「熱中症対策は業務用の大型冷風機」についての記事です。

私は、機械装置業界で仕事をしていおり様々な現場や状況で肉体労働することが多くあります。特に夏場の作業ともなると熱中症のリスクがあり、実際に熱中症になってしまう作業者もいるので空調服が欠かせません。

そういった環境で仕事をしているので、私は熱中症には少々敏感です。そんななか先日、第6回名古屋「機械要素技術展」に行ったところ熱中症対策に有効そうな大型の冷風機を発見したので、今回の記事で紹介しようと思います。

今後もしかしたら、空調服に代わり熱中症対策のトレンドになりそうな予感がします。

 

熱中症対策は業務用の大型冷風機

熱中症による労災と対策

例年6月くらいから起きやすくなる労災がありますが、皆さんはご存じでしょうか?

 

6月から危険度が増す労災とはコレです

  • 熱中症

 

熱中症は「気温」「湿度」「輻射熱」の影響によって体温の調節機能が働かなくなる症状で、まだ体が暑さに慣れていない6月くらいから発生しやすくなります。

 

下記の厚生労働省の資料は、熱中症による死傷者数を表していますが、この数値を見ると他人ごとではないと感じますよね。

出典:厚生労働省 熱中症 クールワークキャンペーン

熱中症による死傷者数

 

実は私の職場でも現場作業で熱中症が発生することがあります

  • 天井裏の作業
  • 湿度が異常に高い作業環境
  • 熱源がある機械装置のメンテナンス

このような作業は非常にリスクが高いので、何かしらの対策が必要ですね。

 

熱中症対策は大型冷風機

熱中症の対策と言えば、数年前から空調服が話題となってかなりの普及率となりました。この記事を読んでいる皆さんも、実際に使用している、使用したころがあるのではないでしょうか?

 

 

私が使用している空調服

空調服

 

空調服は実際に私も使用していてその効果を感じているところなのですが、先日第6回名古屋「機械要素技術展」に行ったところ、株式会社アースブロージャパンさんの出展ブースで熱中症対策に有効な非常に気になる商品を発見したので紹介します。

 

私が注目した商品はコレです

  • 業務用の大型冷風機

 

そもそも冷風機とは何か?と言いますと、、、

  • 吸い込んだ空気をタンクから吸い上げた水をフィルターに通して、気化熱で空気を冷やして送風するものです

 

出典:株式会社アースブロージャパン

業務用の大型冷風機

 

初めて見たときは、大きさが人と同じくらいあるので何の機械なのか分からずバットマンかと驚きましたが、実はこれは人に使用する大型の冷風機でした。

 

なぜ私がこの大型冷風機注目したのか?と言いますとその理由はコレです

  • 空調服が使用できないときに有効
  • 水を使用して空気の温度を下げるのでエコ
  • コロナウイルスの感染対策のために空気の循環が有効
  • 工場や施設にエアコンがあっても全体に冷気が行き渡らないので、空気の循環に使えそう

 

それで、実際に大型冷風機で送風を感じてみたのですが、こんな感想を持ちました。

  • 風が優しい
  • 風が包み込むような感じ

 

風が直線的ではなくて、ファンが大きいせいなのか身体全体を包み込むような自然な風を感じました。

これは、空調服に続き次なる熱中症対策としてブレイクしそうな気がします。

 

商品紹介の動画はこちらをご覧ください

 

大型冷風機の特徴

大型冷風機の特徴

それでは、株式会社アースブロージャパンさんからラインナップされている大型の冷風機の特徴をまとめてみましょう

 

大型冷風機の特徴

  • UVライトで循環する水を殺菌する
  • 電源は200Vタイプと100Vのタイプがある
  • 100Vタイプの風速はMAX9.4mで約50mまで風が届く
  • 200Vタイプの風速はMAX12.9mで約50mまで風が届く
  • 大きさは200Vが約H2000 W1800 D1000 で 100Vは約約H1800 W1500 D940

 

いかがでしょうか。外形はどうしても大きなってしまいますが、それよりも冷たい空気を遠くまで送風できるのは非常に魅力的です。

また、コロナウイルスの感染対策としても送風によって空気を冷やしつつ換気するの非常に有効でしょう。施設や学校など多くの人が夏場に密集するような状況にはぴったりです。

 

出典:株式会社アースブロージャパン

業務用の大型冷風機

 

導入するためのネガティブ要素

さて、ここまでは大型の冷風機のメリットについて説明してきましたが、次にネガティブ要素についても考えてみましょう。

 

私が感じたネガティブ要素

  • 価格が非常に高価
  • ファンの角度調整ができない
  • 屋外では送風が有効に届かない
  • 大きいので収納しておく場所が必要
  • 屋外使用だと持ち運びが大変(トラック輸送の荷下ろしなど)

 

やはり一番の引っかかるのは価格でしょう。定価120万円(大型)~3万円(小型)までのピンキリですが、今回紹介している大型タイプだと100万円近くします。もちろん、これは定価なので実際には一番高いモデルでも100万円前後に収まるでしょう。とは言っても高価なことには違いないので、どうしても購入が難しい場合はレンタルがあるのでお勧めです。

レンタルは大きさによって違いますが、1か月12万円~5万円で借りられます。収納しておく場所の問題もあるので、夏場の2か月間程度のレンタルを検討するといいのではないかと思います。

*レンタルはこちらの企業さんでできます ⇒ 「株式会社イーグルコーポレーション」

 

また、屋外で冷風機が有効でない場合や、購入やレンタルも金銭的に難しい場合は、やっぱり従来通りの空調服が有効です。

空調服は1セット1万円程度で購入できるので、20人分購入しても20万円で収まりますし、一人ひとりに有効に熱中症対策できるメリットがあります。

 

業務用の大型冷風機のポイントのまとめ

それでは、業務用の大型冷風機について重要なポイントをまとめておきます。

 

ポイント

  • 熱中症の対策には空調服以外に、大型の冷風機がおすすめ
  • 冷風機はコロナウイルスの対策も考えるとメリットあり
  • 価格は非常に高価なので、夏場の2か月程度レンタルがおすすめ

 

以上3つのポイントです。是非参考にしてください。

 

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以上です。

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