【測定器/工具 /電動工具】

ノギスの精度と注意点【測定範囲と種類 】

2019年7月27日

ノギスの精度と注意点

ノギスとは

ノギスとは「長さ」「口径」「深さ」を測定する測定器です。

ノギスの「ジョウ」の形状には種類が多くあり、測定するモノの形状によって使分けることが出来ます。

 

出典:ミツトヨ 総合カタログ

ノギスのカタログ

 

目盛りの値と器差精度

ノギスの目盛りの読み取りの単位は下記のようになっています。

  • 標準ノギス・・・バーニア目盛りで0.05mm単位
  • デジタルノギス・・・0.01mm単位の表示

 

標準ノギスは目盛りの合っている部分の数値を目視で読み取るタイプです。0.05mm刻みの「バーニア目盛り」とノギス本体の「本尺目盛り」の合っている部分が測定値となります。デジタルノギスは、測定結果の値が0.01mm単位なので細かく測定ができ、測定値は画面に表示されるので読み上げるだけなので簡単です。

標準ノギス、デジタルノギス以外のノギスでは読取り単位が0.02mm単位のモノもあります。

 

標準ノギス

本尺目盛りとバーニア目盛り(0.05mm刻み)が一致している部分を読取る  この場合は10.5mmです

ノギスの目盛り

 

器差(モノの寸法と測定器が示す数値の差)は、ノギスの測定できる長さと最小読取値によって違いがあります。下記のJISB7507の規格表をご覧ください。

 

*JISB7507 ノギスの器差

JISB7507 ノギスの器差

ノギスの器差

 

測定範囲は最大1000mm

ノギスの最大測定範囲は1000mmまでが一般的です。

ノギスには測定範囲別に大きさの種類がありますので、測定するモノの大きさに合わせて扱いやすい種類を選定します。

 

例えばですが、測定範囲の種類には下記のタイプがあります。

  • 0~100mm
  • 0~150mm
  • 0~600mm
  • 0~1000mm

 

測定するときの注意点

ノギスで測定するときの注意点をまとめておきます

  • 目盛りは正面から読み取るようにする
  • 測定力を強くしすぎない。強く測定物を押さえない

 

ノギスの目盛りの読取りは、マイクロメーターの目盛りと同様に目盛りの見方に注意が必要です。目盛りに対して斜めから覗くように読み取ると目盛りと目盛りの位置関係を見余るので、正面から読み取るようにします。

ノギスの測定で最も注意したいのが、測定力の強さです。測定物を「強く押さえる」と。スライダ部分からジョウにかけて変形するので、測定誤差が大きくなります。測定の安定を過度に意識しすぎると、たびたび起きてしまうことなので、測定の安定はノギスの当て方に意識することにして、強く押さえて安定させることは避けましょう。

安定と言えば、ノギスの深さ測定は接触面積が狭く、安定性に欠けることがあるので、デプスゲージを使用するのがおすすめです。

 

代表的なノギスは2種類

M形標準ノギス

バーニア目盛り付きのスタンダードなタイプです。

 

標準ノギス

標準ノギス

 

ABSデジマチックキャリパ(デジタルノギス)

測定は0.01mm単位ですので、力の入れ加減で測定値がバラツキが顕著に出ます。数回測定を繰り返して安定した測定値を読取ってください。任意の位置でゼロ点設定できるメリットもあります。

 

デジタルノギス

デジタルノギス

 

その他のノギス

ノギスには様々な形状があります。下記の資料を参考にしてください。

 

出典:ミツトヨ 総合カタログ

ノギスのカタログ

 

補足動画

新潟精機のノギス取扱い動画です。参考にしてください。

 

 

*ノギスの購入はこちらから

 

 

 

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以上です。

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