配管

塩ビ配管の種類と接着剤/使分け

塩ビ配管とは

塩ビ配管とはPVC(ポリ塩化ビニル)のパイプと配管継ぎ手によって構成される配管です。塩ビ配管には種類があり用途によって使い分ける必要があります。

種類

塩ビ配管と言えば下記の4種類です。

材質 種類(呼び名) 特徴 用途
U-PVC VP 灰色 塩ビ配管のスタンダード。肉厚 給水
U-PVC VU 灰色 塩ビ配管のスタンダード。肉薄 排水/排気
HI-PVC HI 褐色 耐衝撃 給水
C-PVC HT 紺色 耐熱 温水/給水

色で見分けが出来る

 

接続方法

塩ビ配管の接続は接着と塩ビ溶接の2つの方法があります。接着剤は種類が多数あり塩ビ溶接の場合でも溶接棒の使分けが必要です。

配管施工は接着剤で接着する方法が一般的で、接続不良(接着の失敗)や配管の割れなどで漏れが発生した場合に塩ビ溶接で補修する事が通例です。今回は、塩ビ配管に不可欠な接着剤についてまとめておく事にします。

 

接着剤

私が使用している接着剤のメーカーは「積水化学」の「エスロン」シリーズです。

 

接着剤の特徴

塩ビ配管用の接着剤はPVCを溶かして接着する溶剤です。普通、接着剤と言えば接着剤自体が固まって結合するモノが一般的だと思いますが、そう言ったタイプではないので取扱いには注意が必要です。

 

接着の注意点

塩ビ配管の継手は差込口がテーパーになっている為、継手にパイプを打ち込んだ時にパイプが抜けてくる事があります。その為、季節や口径によって粘度や乾燥時間に気を使って接着剤を選定する事も必要です。

 

種類と使分け

下記のカタログをご覧いただくと分かるように、非常に種類が豊富です。使うパイプの種類や用途によって使い分けます。

引用抜粋:積水化学 エスロン接着剤カタログ

 

私の使用している接着剤

VP/VU用接着剤

私の場合は小径の配管を施工する事が多いので、基本は「75S」の速乾タイプをオールシーズン使用しています。乾くのが速いので継手からパイプが抜けてくるリスクが少ないです。ただし、口径が大きくなるにつれて差し込み抵抗も大きくなりますので、継手にパイプを打ち込む時に手間取っていると途中で固まってしまい十分に差込むことが出来ません。私は腕力が無いので25A以上のサイズからは速乾の75Sでは難しくなります。

「73S」は「75S」よりも粘度が高く、乾燥にも時間がかかるので打ち込みやすいのですが継ぎ手からパイプが抜けてくるリスクが高いので、打ち込んだ状態で一定時間保持し固まるのを待ちます。

容量ですが、500gタイプが扱いやすくて良いと思います。接着剤は開封すると長期保管は出来ないと思ったほうが良いです。固まってしまったり、接着剤がドロドロになったりして劣化します。と言っても、使い切る事もなかなかできないので開封後1年くらいを目途に処分しています。

 

引用抜粋:積水化学 エスロン接着剤カタログ

余談

以前、200AのVP配管を施工した時には「65S」を使用し、人力での挿入は不可能ですからラッシングベルトやレバーブロックを使用して打ち込みました。

 

HI/HT用接着剤

HIの耐衝撃パイプには「80S」を、HTの耐熱パイプには「100S」を使用しています。VP用の接着剤は適合していませんので使分けを必ずします。

 

引用抜粋:積水化学 エスロン接着剤カタログ

 

まとめ

今回は塩ビ配管のパイプの種類と接着剤についてまとめておきました。接着剤の種類は豊富なので迷ってしまいますので参考にしてください。

 

*塩ビ配管用接着剤の購入はこちらから

以上です。

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