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今回の記事では、職業訓練指導員の免許を48時間講習で取得する方法を解説します。
職業訓練指導員を48時間で講習で取得する方法
技能士を取得して講習を受ければ簡単合格
私がキャリアアップとしておすすめしたいのは、「職業訓練指導員」の取得です。
この免許を持つことで、公的な職業訓練施設で教える資格が得られ、また社内教育や自身の技術レベルの証明にも大きな威力を発揮します。
職業訓練指導員を取得する方法はコレ!
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1級の技能士を取得し、48時間の講習を受講し免許を取得する
技能検定1級に合格すると、全国の職業能力開発協会が実施する「48時間講習」を受講し、最終日の確認テストに合格することで免許が申請できます。
合格率は非常に高く、確実に手に届くルートです。
出典:厚生労働省 指導員免許を取得するための主なルート(2026年1月、今後変わる可能性あります)
ただし、注意点もあります
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技能士と職業訓練指導員の職種の分類が一致していること
「取得している技能士の職種」と「指導員免許の職種」が一致していなければ、技能士を持っていても、講習で取得することはできません。
例えばですが、1級機械保全技能士であれば「機械科」の職業訓練指導員の免許が取得できます。※機械科以外は取得できません。
逆に、電気工事科のように、適合する技能士が存在しない場合は、取得できませんので、この点は注意が必要です。
※技能士がない場合の、職業訓練指導員の取得方法については、いろいろな方法がありますので、調べてみてください。
出典:厚生労働省 テクノインストラクターになろう(2026年1月、今後変わる可能性あります)
職業訓練指導員免許と技能検定の対応表
※クリック拡大
48時間講習の受講資格
私が取得した技能士資格を例にしますと、
取得している技能士は、1級機械保全、1級空気圧装置組立、2級機械検査の3つです。
機械保全は「機械科」の職業訓練指導員が講習で取得できます。
空気圧装置組立ては、「該当する職種がない」ので取得ができません。
機械検査においては、1級であれば講習で取得できますが、2級であるため講習を受ける基準を満たしていません。
このような、制約がありますので、これから技能検定に挑戦される方は、その先の「職業訓練指導員免許」まで見据えて職種を選んでおくと、効率的です。
もし、技能士資格がない場合でも、実務経験年数によって受験できる「指導員試験(一発試験)」などのルートもありますので、ぜひ自身の条件を調べてみてください。
職業訓練指導員免許とは
職業訓練指導員免許は、職業能力開発促進法に基づき、公共職業能力開発施設等において職業訓練を行う者が持つ資格であって、都道府県知事から交付されます。
この職業訓練指導員免許は、123職種に分けられており、それぞれの職種について、担当できる訓練科目が定められています。
48時間講習の内容
「1級技能士なら講習だけでいい」とは言っても、その講習自体がなかなかの長丁場です。
48時間講習は通常、年に一度の開催で、しかも8時間×6日間というスケジュールで行われるのです。
具体的な講習の時間割はこちら
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生活指導 6時間
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事例研究 6時間
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労働基準法 1時間
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職業安定法 1時間
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教科指導法 16時間
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訓練生の心理 7時間
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職業訓練原理 4時間
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労働安全衛生法 3時間
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職業能力開発促進法 2時間
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確認テスト 2時間
このような科目を教科書や資料を使いながら、平日の朝8時30分から17時15分まで、きっちりと行われます。
しかも、遅刻や早退が一切認められないので、少しでも欠けてしまえば、その時点で免許取得の権利を失ってしまうので、要注意です。
で、ここで問題となるのが、スケジュールの確保です。
8時間×6日間の講習には問題があります。
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6日間仕事ができません
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会社員の場合、会社のバックアップがないと参加は困難です
6日間仕事ができないので、当然ですが、仕事に支障がでます。ましてや、会社員であれば、会社側に理解がないと休めないかもしれません。
問答無用で、有給休暇を消化して参加することも可能ですが、理想は会社側に「指導員免許の価値」を理解してもらい、出勤扱い(特別休暇や研修扱い)にしてもらうことです。
会社にとっても、有資格者が増えることは「教育体制が整った企業」としての信頼になるので、会社に対してうまく話しをすることをお勧めします。
職業訓練指導員の教科書

講習の最終日の午後には、「確認テスト」が待ち構えています。問題数は都道府県によって異なり、私の県では50問の「〇×」問題でしたが、隣の県では100問だったようです。
確認テストの問題は、教科書から出題されるのですが、教科書はおよそ400ページあります。この膨大な内容を6日間ですべて完璧に理解し、記憶するのは物理的に不可能です。
そのため、確認テストに合格するためには、しっかりと講師の話を聞く必要があります。
講師は、科目ごとに担当が代わりますが、テストに出る可能性が高い重要事項については、必ず強調して教えてくれます。
テストに合格するためのポイント
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講師の「ここは重要です」「覚えておいてください」というサインを見逃さないこと
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指摘された箇所には、その場で教科書にマーカーを引き、補足をメモします
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教科書だけでは追い切れない解説は、自分の言葉でノートに書き留めます
上記のポイントをおこなえば、教科書の隅々まで暗記しなくても、確認テストに合格することが出来るはずです。
6日間の拘束を無駄にしないためにも、居眠りせずにしっかりやりましょう。
参考
*機械保全技能士についてはこちらの記事で紹介しています
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【技能士】1級機械保全技能検定に合格する方法【暗記メーカーとテキストで試験対策】
続きを見る
確認テストの勉強方法
さて、確認テストの勉強方法について、具体的な方法を紹介します。
勉強方法はコレ!
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暗記メーカー(スマホアプリ)に重要ポイントを自作問題として入力する
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3日目が終わったあたりから、毎日繰り返し解く
私はこれまで「技能検定」を受験したときには、この暗記メーカーを活用して合格してきました。
スマホがあれば、いつでもどこでも勉強できる。これが、最も相性の良い学習法だと思っています。
出典:暗記メーカー google Playの暗記メーカー⇒「DL」 App Storeの暗記メーカー⇒「DL」
暗記メーカーでの問題の作り方ですが、日々の講習の中で、講師から「ここは重要です」「覚えておいてください」と言われた部分や、自分で「ここは出そうだな」と直感した内容を、帰宅後に毎日アプリへ入力して作り上げます。
で、気になる勉強期間ですが、最終日の「3日目」から始めればOKだと思っています。
というのも、3日目あたりになると、講習全体の流れやテストの傾向といったポイントが自然と見えてきます。しかも、問題の難易度は低いので、すき間時間に勉強すれば十分間に合うと思います。
暗記メーカーで問題を作る

免許の申請方法
48時間の確認テストに合格すると、約2週間ほどで手元に「講習修了証書」が届きます。
この証書はあくまで「講習を終えた証明」であり、これだけではまだ職業訓練指導員免許を持っていることにはならないので要注意です。
そのため、証書が届いたら、「免許の交付申請」を行い、「職業訓練指導員免許証」を発行してもらう手続きをします。
免許の申請について注意点
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原則居住地を管轄する都道府県知事あてにおこなう
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そのため、都道府県によって申請方法が違う場合がある
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申請には2000円から3000円程度の費用がかかる
これまでは、郵送での申請が一般的でしたが、最近は、スマホからのオンライン申請が可能になっています。
私はオンライン申請しました。
申請後、審査に4日程度、その後に支払い案内が来て、キャッシュレス決済。最終的に、職業訓練指導員免許証が届くまでに1週間程度でした。
で、注意なのですが、免許証が届いたら、「名前」」「生年月日」を必ず確認してください。私の場合、生年月日が間違っていたので、再発行してもらいました。
参考
*空気圧装置組立て技能士についてはこちらの記事で紹介しています
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【技能士】1級空気圧装置組立て技能検定に合格する方法【アプリとCKDのセミナーで試験対策】
続きを見る
ポイントまとめ
それでは、職業訓練指導員の免許の取得について重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 1級技能士なら「8時間×6日間の講習」で取得可能
- 暗記メーカーで勉強すれば、確認テストは合格できます
- 講習を修了しても、免許の申請をしなければ職業訓練指導員にはなれません
以上3つのポイントです。
※職業訓練指導員の教科書の購入はこちらから(講習に申請すれば貰えるので、受講する場合は購入しなくてOKです)
関連記事:【技能士/資格】
以上です。



