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【前向き思考/悩み/メンタル】

「このままでいいのか?」と悩んだ20年目に、キャリアの意味を問い直した話し【成長と行動】

2026年1月30日

この記事はAIで音声配信しています。

久しぶりに、自分と向き合ってみました。

これまでにも、私の気持ちや人生哲学のようなことを、記事にしてきましたが、今回は「キャリア」について考えてみました。

 

「このままでいいのか?」と悩んだ20年目に、キャリアの意味を問い直した話し

キャリアってなに?

「キャリア」とは何でしょうか。

私が社会人になり、気づけば20年が経ちました。その間、さまざまな経験を積む一方で、多くの悩みも抱えてきました。

「自分とは何なのか」「このままでいいのだろうか」

そんな問いを、何度も自分に投げかけてきたように思います。

以前、「【人生】成長期を持続することで衰退しない【ライフサイクル曲線】」という記事を書きました。

その中では、人は成長過程において、「安定」の領域にはいると、「成長」が止まり、やがて「衰退」に向かうため、あえて自分を不安定な状態に置くことで、成長を持続できるのではないか、という記事を書きました。

この話は、キャリアそのものを示したものではなく、キャリアを形成していく上で必要な行動に関する内容でした。

では、あらためてキャリアについて考えてみます。

 

キャリアとは何か

  • 生涯にわたる過程・・・時系列
  • 様々な役割の組合せ(ライフ・キャリア)・・・同時に担う役割

 

普通、キャリアと言えば、「自分のこれまでの経歴」のことを指すのかもしれません。

どんな会社で働き、どんな職種で、何を経験してきたのか、、、、つまり、履歴書に書ける内容です。

しかし、実際のところ、キャリアというのは、経歴だけを指すわけではありません。

もっと時間軸を長く捉え、そして労働者という立場に限定せず広い視点でとらえるものです。

つまり、キャリアとは「生涯にわたる過程」であり、キャリアとは「様々な役割の組合せ」である言えます。

この考えは、ドナルド・E・スーパー(Donald E. Super)のキャリア発達理論に基づくものです。

 

参考

【人生】成長期を持続することで衰退しない【ライフサイクル曲線】

要チェック
成長期を持続する
【人生】成長期を持続することで衰退しない【ライフサイクル曲線】

続きを見る

 

生涯にわたる過程

キャリアとは「生涯にわたる過程」であるというのは、時系列でとらえる考え方です。

つまり、キャリアとは、これまでの仕事の経歴を指すのではなく、人が生まれてから死ぬまでの生涯において、どんな役割を引き受け、どんな経験を積み、どんな意味を見出してきたのか、その一連の流れ全体をキャリアと定義します。

このように考えると、キャリアは過去によって決定するものではなく、これからの自分自身の選択と行動によって、いくらでも変えることができる、と言えます。

 

キャリアの時系列

キャリアとは生涯にわたる過程

 

現時点での自分のキャリアを「誕生から現在までに積み重ねてきた過去の経歴」と捉えてしまうと、変えることのできない過去の出来事に対して、悲観的な気持ちを抱いてしまうかもしれません。

しかし、本来キャリアとは、誕生から現在まで続いてきた「過去」と、これから先に広がる「未来」を、一本の時間軸でつないだものです。

過去の出来事をどのように解釈して、今後どのような行動を選ぶかによって、未来のキャリアはいくらでも形を変えていくことができます。

現在の立ち位置は、これまでの選択の結果であると同時に、これからの選択の出発点でもあるわけです。

そう捉えることができれば、これからの行動次第で、その先にある自分の姿は、いかようにも変えることができるのです。

 

キャリアのイメージイラスト

 

私の過去の話しをしましょう。

今から10年前、私は悶々とした毎日を過ごしていました。その当時の心境などは「燃え尽き症候群から立ち直る方法」で紹介していますが、当時はまさに「完璧にスレた状態」になっていました。

別の言い方をするなら「心がすり減ってしまった状態」です。

これは決して私だけに起こった特別な出来事ではなく、社会に出て30代前後になると、多くの人が一度は経験するような心の葛藤です。

そんな中で、「現状から脱する」ために、さまざまな行動を起こしました。

その一つが、当ブログ「機械組立ての部屋」を開設したことです。もう何年継続しているかわからないですが、気づけば記事数は500くらいになっています。

このブログを継続した結果、機械装置に関する知識は一層深まり、自分の技能を言語化する能力も格段に向上しました。

もし、あの時の私が「自分はもう燃え尽きたのだ」と過去に縛られたまま動かずにいたら、今の私は存在しません。きっと、機械装置メーカーに勤め続け、何の成長もなく、慣れた仕事を繰り返し行い、人間関係にもウンザリして、定年まで悶々とした人生を歩んでいたでしょう。

しかし、さまざまな行動をしたからこそ、私のキャリアは書き換えられ、現在は機械装置メーカーを退職し、個人事業所を設立して仕事をしています。

つまりこれが、キャリアなのです。

キャリアは過去によって決定するものではなく、これからの自分自身の選択と行動によって、いくらでも変えることができるのです。

 

様々な役割の組合せ(ライフ・キャリア)

キャリアとは、過去から未来へと続く一本の時間軸でつないだ「生涯にわたる過程=キャリア」であると同時に、その時々の瞬間においては「様々な役割の組み合わせ=キャリア」でもあります。

「様々な役割の組み合わせ」とは、人生において、人は「複数の顔を持っている」ことを意味しています。

ある時は「子」であり、ある時は「学生」であり、ある時は「親」であり、またある時は「労働者」である。さらに「市民」であったり、時には「余暇を楽しむ者」でもあります。

重要なのは、この役割は一つずつ現れるのではなく、ある瞬間において、複数が組み合わさっているということです。

例えば、一人の若者が「子であり、学生であり、市民でありながら、同時に生徒会長やサッカー部員としての顔も持っている」という状態です。

このように、人生のある瞬間において、いくつもの役割が複雑に重なり合い、相互に影響し合いながら、その人を形成している状態のことを「ライフ・キャリア(様々な役割の組合せ)」と定義されています。

つまり、キャリアとは単に「会社での経歴」のみを指すわけではなく、仕事、家庭、地域活動、自己研鑽といった、人生におけるあらゆる役割を統合した「生き方」を指すわけです。

 

キャリアのイメージイラスト

 

キャリアを、人生におけるあらゆる役割を統合した「生き方」として考えたとき、私には仕事以外にもう一つの大切な顔があります。

私は高校時代から車やバイクにあこがれを持っていたため、大学では自動車部に所属し、改造車でジムカーナに打ち込み、バイクでは峠や草レースに明け暮れる日々を過ごしました。

大学卒業後は、自動車の販売・整備を行う個人経営のショップに就職。そこでの3年間、軽自動車から4tトラック、さらにはバイク全般の一般整備に加え、ポルシェのチューニングやレースも経験しました。

その後、機械装置メーカーへ転職しましたが、10年ほど経った頃から「悶々とした毎日」を過ごすようになりました。

「このままでいいのか」と、現状を打破するため、私はさまざまな行動を起こしました。

その行動の一つが、「鈴鹿サーキットを走り、目標タイムを更新する」でした。

学生時代や整備士時代の経験と、機械装置メーカーで学んだノウハウを生かし、アライメントの調整、サスペンションのセッティング、さらにはミッションのオーバーホールに至るまで、あらゆる整備・調整を自分自身の手で行ってきました。

そして現在、私は機械装置メーカーを退職し、機械装置の組立をメインの事業としながらも、同時にモータースポーツ事業も展開しています。

学生時代から数十年来の付き合いがあるチューニングショップをサポートしたり、独自に設計・製作した自動車部品を販売しています。

これが、私のライフ・キャリアです。

仕事と趣味という異なる役割が境界線を越えて影響し合い、今の私という唯一無二のキャリアを形成しているのです。

 

計画された人生ではないが

振り返ってみれば、私のこれまでのキャリアは計画通りではありませんでした。

目の前の現実を打破するために「もがきながら行動したこと」の積み重ねが、結果として現在のキャリアになっています。

世間一般で言われる「正しいキャリアの作り方」から見れば、私の歩みは正解とは言えないかもしれません。

キャリアというものを突き詰めて考えれば、大谷翔平選手のように若くして人生の目標を宣言し、逆算して行動していく姿が、理想なキャリアであり、お手本と言えでしょう。

とはいえ、誰もが自分のキャリアをしっかり意識し、緻密に計画し、その通りに行動できているわけではありません。それでも、それなりに生活し、生きてこれてしまうのも事実です。

そう考えると、「キャリアなんて意識しすぎる必要はない。ただ一生懸命生きていれば、何とかなる」という結論に落ち着きそうになります。

 

キャリアのイメージイラスト

 

しかし、それは違います。

もし今、あなたがふと立ち止まり、未来に不安を感じているのなら、自分のキャリアを真剣に考えるべきタイミングです。

なぜなら、これからの行動次第で、いつだって自分自身を変えることはできるからできるからです。「成り行き」に身を任せるのではなく、自らの積極的な行動によって人生を方向付けていく。

それが、感情・意思を持つ人間としての姿だからです。

たとえ今、具体的な目標が見つからなくても、今までと間違った行動を起こして、一歩を踏み出してみる。

その「一歩」の積み重ねが、自分だけの唯一無二の道へと導いてくれるはずです。

 

ポイントまとめ

それでは、キャリアの意味について重要なポイントをまとめておきます。

 

ポイント

  • キャリアは経歴ではなく、生涯にわたる過程です
  • 人は同時に「労働者」「親」「趣味人」など複数の役割を持ち、それらすべてがキャリアを形づくる
  • キャリアは過去で決まらず、行動によって書き換えられる
  • 明確な目標がなくても、一歩踏み出す行動の積み重ねが唯一無二のキャリアにつながる

 

以上4つのポイントです。

 

おすすめの本の紹介です

※ 相場師一代/是川銀蔵

 

※勝負眼/藤田晋

 

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以上です。

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