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【回転運動の要素】 【制御/プログラム/PLC】

サーボモーターの特徴と種類まとめ【高度な位置制御が可能】

2021年1月20日

 

今回は「サーボモーターの特徴と種類」についての記事です。

サーボモーターと言えば、高精度な制御が可能で機械装置には欠かせないモーターです。

今回は、サーボモーターの構造ではなく、どういったモノなのか?について概要をまとめておこうと思います。

 

サーボモーターは高度な制御が可能

サーボとは「奴隷」と言う意味で、サーボモーターとは位置検出器(エンコーダなど)が内蔵されており、高度な制御が可能なモーターです。

 

サーボアンプとは

サーボアンプとは、モーターを制御する機器です。

コントローラー(PLC)からの信号と、サーボモーターのフィードバック信号(速度、位置、回転)を比較し、サーボモータに動作指令を出します。

*サーボモーターとセットで使用します。

 

引用抜粋:三菱電機 汎用ACサーボカタログ

 

 

サーボモーターの特徴や種類

サーボモーターの分類と特徴

サーボモーターの分類(電源)とその特徴をまとめてみます。

 

サーボモーターの分類は電源によって2つに分けられます。

  • ACサーボモーター(交流)
  • DCサーボモーター(直流)

 

特徴一覧

ACサーボモーター DCサーボモーター
電源 交流電源 直流電源
普及率 多い 少ない
価格 高価(近年、安価になってきた) 安価(小型、低容量に向いている)
メンテナンス 不必要 ブラシ交換必要/ブラシレスもある
制御 複雑 簡単
制御方法 インバーターの周波数 電圧と電流

 

位置検出器の種類

位置検出器の検出方式は、光学式センサと磁気式センサの2種類があります。

  • 光学式センサ(エンコーダ)は「高精度」です
  • 磁気式センサ(レゾルバ)は「構造が単純で悪環境(衝撃/振動/温度)に強い」です

 

参考

光学式センサのエンコーダーには「インクリメンタル形」と「アブソリュート形」があります。詳しくは下記の記事で解説しています

要チェック
エンコーダーは位置制御に不可欠
エンコーダは位置制御に不可欠【インクリメンタル形とアブソリュート形の特徴を比較】

続きを見る

磁気式センサのレゾルバは磁気誘導を利用した単純なセンサです。

 

サーボモーター/サーボアンプで制御できること

サーボモーター/サーボアンプで制御できるものには下記の3点です。

  • 位置制御(角度)
  • トルク制御(負荷)
  • 速度制御(速度と加速度など)

 

サーボモーターのポイント

それでは、サーボモーターについて知っておくべきポイントをまとめておきます。

 

  • サーボモーターは高度な制御が可能なモーター
  • 位置検出器にはインクリメンタル形とアブソリュート形がある

 

以上2つが大切です。参考にしてください

 

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関連記事:【回転運動の要素】

以上です。

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