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ポートの記号の意味/電磁弁やソレノイドバルブなどの制御弁

配管作業とポートの記号

機械や装置には必ず動力が必要になりますが、その代表的な動力と言えば皆さんご存知の空圧や油圧です。この空圧や油圧を使用するためには配管作業によって、動力源から供給先までホースやチューブ、鋼管などで接続しなければなりません。

この配管作業は配管図面に従って指示通りに接続するのですが「接続先がどこなのか?」「何に接続するのか?」が分からず作業ができなかったり、間違えて接続してしまう事があります。

なぜそのような間違いが起きるかと言いますと、配管図面に供給先のポート記号が記載されていない場合があったり、ポートの記号から何系統のポートなのかを判断しなければいけない状況などがあるためで、そのような時はポートの記号の意味が分からないと解読できないのです。

そこで今回は「機器の接続先=ポートの記号」について記号とその意味について一覧表でまとめておこうと思います。

 

記号の種類と意味

カタログや取扱説明書に記載がない場合もありますので、下記の一覧を覚えておくと良いです。

ポートの記号 呼び名 意味 下記のいずれかのポートと繋がる
A Aポート 接続先の区別記号 CO/P/R/EXH/EA
B Bポート 接続先の区別記号 CO/P/R/EXH/EB
CO コモン 共通 A/B
P プレッシャ― 圧力/供給 A/B/R
R リバース 戻り(排気) A/B/P
EXH エキゾースト 排気 A/B
EA エキゾーストAポート Aポート専用の排気 A
EB エキゾーストBポート Bポート専用の排気 B
X パイロット パイロット供給口
PE パイロットエキゾースト パイロットエアーの排気
IN イン 入口(圧力/流量を制御をする為にIN/OUTが決まっている)
OUT アウト 出口(圧力/流量を制御をする為にIN/OUTが決まっている)
DR ドレンポート 油圧の内部漏れ回収(Rよりも微量にしか流せない)
Y Yポート ドレンポートの事
T Tポート タンクポートの事
VE ベントポート 流体を外部に排出する(遠隔制御) P


使わないポートがある場合

使用しないポートは異物混入を防ぐために基本的にはメクラプラグで栓をします。排気や大気開放の場合にはサイレンサ(消音器)を取付けます。

また、制御方法の理由やマニホールドの共通化(メーカーの生産上の都合)でソレノイドのみ(電磁コイル)でスプールバルブを切換える方向制御弁に、使用しないX(パイロット)とPE(パイロットエキゾースト)のポートがある場合にはサイレンサを取付けます。メクラプラグで栓をすると、スプールバルブが切換る時にエアの逃げ道がなくスプールバルブが完全に切換らない状況が発生する事があります。

補足 パイロットとは?

パイロットとは直訳すると「操縦する(操作する)」と言う意味です。つまり、何かの切換えをする空圧/油圧です。パイロットには外部パイロットと内部パイロットの2種類があります。

  • 外部パイロット・・・切換えをおこなう空圧/油圧をXポートから供給する。配管作業が必要。
  • 内部パイロット・・・Pポートから供給されている空圧/油圧を内部で流用して切換えをおこなう。配管作業は必要ない。電磁弁の場合、ソレノイド(電磁コイル)がコンパクトになり省エネになる。

 

まとめ

実際に方向制御弁を見ればわかりますが機器のポートには記号しか記載がありません。配管作業をするには、その場で記号の意味を理解する必要があります。カタログで調べたり設計に問い合わせていては時間がかかりますので記号の意味は覚えておきたいですね。

以上です。

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