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エアーチューブ(エアーホース)の種類/使用環境による使分け

2019年12月24日

 

今回は、「エアーチューブ(エアーホース)の種類/使用環境による使分け」についての記事です。

エアーチューブは機械装置に欠かせません。エアーだけでなく、液体の供給もできますので用途は様々です。そのため、エアーチューブの種類は多く存在しており、使用環境によって使い分けが必要です。

そこで今回は、私が普段よく使用しているSMCとニッタのチューブを取り上げて種類による違いをまとめておこうと思います。

 

エアーチューブ(エアーホース)の種類

エアーチューブとは、材質が樹脂でエアーを供給する為の配管です。

材質が樹脂ですから、樹脂の種類によって特性に違いがあり使分けが可能です。

 

材質と特性

私が普段使用しているメーカーは「SMC」と「NITTA」です。

この2社からラインナップされているエアーチューブを抜粋して一覧にしました。

 

SMC

チューブの種類 最高使用圧力(MPa) 柔らかさ 使用流体
ナイロン(T) 3.0以下 普通 水/空気
ソフトナイロン(TS) 1.7以下 やや軟質 水/空気
ポリウレタン(TU) 0.8以下 柔軟 水/空気
ソフトポリウレタン(TUS) 0.6以下 柔軟 空気
ハードポリウレタン(TUH標準) 0.8以下 やや軟質 空気
耐摩耗チューブ(TUZ) 0.8以下 柔軟 水/空気
  • *最高使用圧力は空気の場合です
  • *最高使用圧力は流体が空気の場合でミリサイズ
  • *柔らかさは最小曲げ半径を柔らかさとして表現しています。実際の感触とは差があります

 

NITTA(ニッタ)

チューブの種類 最高使用圧力(MPa) 柔らかさ 使用流体 特徴
ウレタン(U2)一般的 0.8以下 柔軟 水/空気 柔軟性と耐圧性能のバランスが良い
ウレタン(U1) 1.2以下 柔軟 水/空気 高圧用
ウレタン(U5) 0.4 超柔軟 空気 柔軟性が高い
ナイロン(N2) 5.0~1.6 やや軟質 水/空気/作動油 耐油/耐薬品/耐摩耗
ナイロン(N5) 1.8~0.6 ナイロンの中で柔軟 水/空気/作動油 耐油/耐薬品/耐摩耗
ナイロン(N1) 5.0~3.3 やや軟質 水/空気/作動油 高圧/高温120度
フッ素樹脂(PFA) 2.5~0.5 硬い 水/空気/薬液 耐薬品/耐候/耐熱/クリーンルーム
フッ素樹脂(FEP) 2.5~0.6 普通 水/空気/薬液 耐薬品/耐候/耐熱/クリーンルーム
難燃性(FS) 1.2~0.7 柔軟 水/空気 溶接環境
難燃性(FW) 1.0~0.8 柔軟 水/空気 溶接環境
難燃性(FWU) 0.9~0.6 柔軟 水/空気 溶接環境
難燃性(FUK) 0.8~0.6 柔軟 水/空気 溶接環境
  • *最高使用圧力は空気の場合です
  • *最高使用圧力は流体が空気の場合でミリサイズ
  • *柔らかさは最小曲げ半径を柔らかさとして表現しています。実際の感触とは差があります。

 

使用環境による使分け

様々なエアーチューブがあり混乱してしまいますが、基本的には圧力と使用環境の適正で選定します。

 

例えば、私の場合は下記の陽ような使分けをしています。

  • 悪環境でない場合・・・ウレタンチューブ(U2)
  • 薬品関係・・・フッ素樹脂チューブ
  • クリーン関係・・フッ素樹脂チューブ
  • スポット溶接関係・・・難燃性チューブ

ウレタンチューブ以外は硬めのチューブとなりますので、エアー継ぎ手を工夫しながら施工する事が多いです。

 

まとめ

今回は、エアーチューブの種類をまとめてみました。多くの種類があることがお分かりいただけたと思います。使用環境によって使い分けるよにしましょう。

 

*エアーチューブのトラブル例の紹介はこちら ⇒ 「ウレタンチューブ(エアーホース)の経年劣化/変形と膨張」

 

*チューブの購入はこちらから

 

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以上です。

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