S2000 メンテ&セッティング情報

トランクの雨漏りの原因はサイドモール/S2000

S2000の雨漏り

S2000の雨漏りは宿命とも言える現象です。

雨漏りをする場所と言えば室内よりもトランクエリアが圧倒的に多いと思います。私もS2000に10年以上乗っていますが、実は10年前からトランクの雨漏りに悩まされていました。

 

トランクの雨漏りの原因について調べてみますと下記の2つが多いようです。

  • トランクの最後部の通気ダクト
  • 幌の雨水のドレン

私の場合は「通気ダクトはコーキング済み」で「幌の雨水ドレンは清掃済み」ですが、雨漏りは改善されないままでした。

 

はっきり言って諦めていました。だからトランクの底にドリルで穴をあけて雨水が抜けるようにして、雨漏りしても錆びないように誤魔化していました。

 

そんなある日、お世話になっているチューナーさんに言われたのです。

「ここのモールの下からシールの劣化で雨漏りするよ」

 

モールの下

 

知らなかった。そもそもモールに関しては全く気にしていなかった。

 

そこで、その真偽を調査するためにモールを取り外して確認してみたのです。

 

雨漏りの原因

いきなりモールを外した状態ですが、そこに水をかけてみると、、、、めちゃくちゃ雨漏りしていました。

雨漏り原因はモールの奥側(ボディ側)でした。

 

*下記の動画をご覧ください。

雨漏りの原因

 

いかがでしょうか?ダダ漏れですよね。尋常じゃないほど雨漏りしています。

 

漏れていたのはココ

*クリック拡大

 

原因が分かったので対策/補修をすることにしました。

 

対策/補修

モールを外す

まず初めにモールを外しますが、実はこの作業が一番大変です。

 

*下記のモールの構造をご覧ください

モールの構造

*クリック拡大

 

モールはねじとクリップと両面テープで取付けられているのですが、両面テープが物凄く強力で簡単に外れません。

 

外し方は、ねじを外してスライドさせて引き抜くだけなのですが、壊れるくらいの力で引っ張らないと外せませんでした。

初めはクリップが固いのだと思っていたのですが、外してみると一番強力だったのは両面テープだったのです。

 

*下記外し方をご覧ください。

モールの外し方

*クリック拡大

 

私の場合は破損することなく外せましたが、この部品はプラスチックなので割れてしまう可能性もあります。ですから交換も視野に入れて作業をおこなってください。

 

*補足

モールの正式名称と品番(色番号によって品番は異なります)

  • モールデイング R.リヤーウインドシールド 74307-S2A-003ZC   ・・・グランプリホワイト 色番号:NH565
  • モールデイング L.リヤーウインドシールド 74317-S2A-003ZC ・・・グランプリホワイト 色番号:NH565

 

清掃

モールの下は長年の汚れが溜まっていますので、清掃しつつ流水を掛けて雨漏りしているか確認します。

もし雨漏りしている場合にはどこから漏れているか確認しましょう。

 

長年の汚れ

*クリック拡大

 

モールの奥側は両面テープと劣化したシール剤が残っていますのでパーツクリーナーで除去します。

*雨漏りの原因の奥側は本来シールされているのですが、私の場合は劣化していたのでシール材が簡単に剥がれてボロボロになっていました。

 

清掃

*クリック拡大

 

シーリング

雨漏りの原因であったモールの奥側をシール材で補修します。

私が使用したシール材は柔軟性があるシリコン系のシール剤のSikaflex227です。

シール材

Sikaflex®-227
速硬化型自動車補修用シーリング材
使用法
自動車など幅広い工業分野で使用可能
鉄板、アルミ等の金属、樹脂、木材などの継ぎ目の防水シール

*使いきれない場合は冷蔵庫で保管すると長持ちします。

 

モールの奥は狭いのでシール材のノズルを突っ込んで流し込み、マイナスドライバーでシール材を慣らしシーリングしました。

この作業は1度では綺麗にシーリング出来ないので、数回繰り返してシーリングしました。

注意として、シールしすぎるとモールの入り込みシロが無くなるので必要以上にシール材を流し込まないように気を付けましょう。

 

モールの外し方

*クリック拡大

 

シーリングが完了したら硬化させます。私は一晩放置しました。

 

雨漏りの改善

翌日、シール材が硬化した状態で流水を掛けて雨漏りが治っているか確認しました。

 

雨漏り改善

 

完璧に雨漏りは治りました。嬉しいですね。

 

隙間テープとモールの取り付け

モールの取付けですが、今後の取り外しの可能性を考えて両面テープは使用しませんでした。

ただ、両面テープを使用しないとしっかり固定できないのでカタカタと遊びが出るかもしれないので、雨漏りの2重予防もかねて隙間テープを詰め込む事にしました。

 

隙間テープ

*クリック拡大

柔らかい隙間テープを使用しました。

モールをスライドして押込み取付ける

 

ここまで出来れば作業完了です。

 

まとめ

S2000の雨漏りで悩んでいる方で、モール部分を確認していない場合は是非参考にしてください。生産終了からの年月を考えるとシール材の劣化は仕方がない現象です。今は良くても今後雨漏りする可能性はどの車体でも考えられます。「気づいたらトランクの底が錆びだらけ」なんて事が無いように普段からチェックしておきましょう。

 

今回使用した自動車専用シール材の購入はこちらか

以上です。

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