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【測定器/工具 /電動工具】

マグネタイザーの原理と特徴と用途【簡単に工具の磁気を着脱するアイテムの紹介】

この記事はAIで音声配信しています。

マグネタイザーの原理と特徴と用途

マグネタイザーの原理

マグネタイザーとは、ドライバーや六角レンチなどの鉄製工具を簡単に着磁・脱磁するアイテムです。

着磁とは工具に磁気を与えて磁石のような性質を持たせることで、脱磁は工具に残っている磁気を弱めたり、取り除いたりすることをいいます。

 

マグネタイザー

私はTONEのマグネタイザーを使っています。

マグネタイザーとは

 

マグネタイザーで工具を着磁・脱磁できるのは、鉄などの磁性体(磁性を帯びることが可能な物質)が磁界によって磁化される性質を利用しているためです。

鉄やコバルト、ニッケルなどの磁性体を構成する原子には、電子のスピンなどに由来する磁気モーメント(磁気の強さと向きを表すベクトル量)があります。これらの磁気モーメントは、その内部である程度同じ向きにそろった領域を作っており、この領域を磁区と呼びます。

着磁されていない状態では、それぞれの磁区の向きが全体としてそろっていないため、磁気が互いに打ち消し合い、外部から見ると強い磁力を示しません。

そこにマグネタイザーの磁界を加えると、磁区の向きが磁界の方向にそろうように変化します。その結果、工具全体として磁気を帯び、磁石の性質を持つようになります。

また、脱磁する場合は、そろっていた磁区の向きを不揃いにすることで、磁気が互いに打ち消し合い、工具に残っていた磁気が弱くなります。

 

参考

*磁石の種類と特徴についてはこちらの記事で紹介しています

要チェック
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マグネタイザーと電気式の着磁・脱磁装置の違い

鉄などの磁性体(磁性を帯びることが可能な物質)を着磁・脱磁する方法には、工具用のマグネタイザーだけでなく、電気式の着磁・脱磁装置もあります。

 

出典:電子磁気工業 株式会社 着磁/脱磁切替式 電源装置

電子磁気工業 株式会社 着磁/脱磁切替式 電源装置

出典:カネテック株式会社 テーブル形脱磁器 [KMD]

カネテック株式会社 テーブル形脱磁器 [KMD]

 

マグネタイザーと電気式の着磁・脱磁装置の違いを簡単にまとめると

  • マグネタイザーは永久磁石内臓で、その磁場によって磁性体に着磁・脱磁する
  • 電気式の着磁・脱磁装置は、電気エネルギーを利用して磁界を発生させ、その磁界によって磁性体を着磁・脱磁する
  • 磁界の強さは電気式の着磁・脱磁装置のほうが強く、強い磁界が必要な着磁や、残留磁気を強力に除去する脱磁に使用される

 

ポイントは、マグネタイザーの着磁と脱磁の能力は低いので、機械装置の部品の着磁、脱磁に使用しても十分な効果が得られないことです。

そのため、機械装置の部品を着磁・脱磁する場合は、電気式の着磁・脱磁装置を使用するのが一般的です。

また注意点として、電気式の着磁・脱磁装置を使用しているときに、スマホなどの電子機器を近づけると破損、故障してしまうので気を付けてください。

 

マグネタイザーの特徴と使い方

マグネタイザーの特徴は下記の通りです。

  • 価格が安い
  • 電気式の着磁・脱磁装置と比べて、着磁と脱磁の能力は弱い
  • コンパクト、電源不要で工具箱にいれて持ち運びができる
  • マグネタイザーのプラス側に磁性体を入れて何度か往復さながら擦ると着磁できる
  • マグネタイザーのマイナス側に磁性体を入れて何度か往復させながら擦ると脱磁できる

 

使い方は下記の画像をご覧ください。

マグネタイザーの使い方

マグネタイザーの使い方 マグネタイザーの使い方 マグネタイザーの使い方 マグネタイザーの使い方

 

使い方は簡単で、上記の写真の通りです。

マグネタイザーに入れて何度も往復させながら擦るだけです。

たったそれだけで、ボルトが引っ付いたり、引っ付かなくなったりします。

 

マグネタイザーの用途

マグネタイザーの用途の例を紹介

  • ドリルの脱磁
  • ノギスなどのアナログ測定器の脱磁
  • ドライバーや六角レンチの着磁と脱磁

 

マグネタイザーの用途

マネタイザーの用途

 

現場で穴あけ加工をする場合、切り粉の飛散を抑えるために円形磁石などをドリルの近くにセットして作業することがありますが、穴あけ加工が終わるころには、ドリルが着磁さてしまい、切り粉がドリルに付着することがあります。このような場合は、マグネタイザーを使ってドリルを脱磁することで、完璧とはいきませんが切り粉が付着しないようにできます。

また、現場で手軽に使用するノギスなどの測定工具も、いつの間にか磁気を帯びて、切り粉などが付着してしまうことがあります。このような場合にも、マグネタイザーで脱磁することで、工具に残った磁気を弱めることができます。

そして、マグネタイザーを使う場面として一番あるあるなのが、ドライバーや六角レンチの着磁・脱磁です。

ドライバーを着磁してネジを先端に吸着させたり、作業中に部品やネジが工具に引っ付いて作業しにくくなった場合に脱磁して磁気を取り除いたりするなど、機械組立や現場の作業で重宝します。

 

ポイントまとめ

それでは、マグネタイザーの原理と特徴と用途について重要なポイントをまとめておきます。

 

ポイント

  • マグネタイザーは。磁性体に磁界を加えて、着磁・脱磁ができる工具
  • 電源不要でコンパクトなため、現場や工具箱に入れて手軽に使える
  • ドライバーや六角レンチの着磁、ドリルやノギスの脱磁などに使用できる
  • 電気式の装置に比べて着磁・脱磁能力は弱く、強力な処理には向かない

 

以上4つのポイントです。

 

※マグネタイザーの購入はこちらから

 

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以上です。

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