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【搬送要素】 【直線運動の要素】

電動アクチュエータのステンレスシート交換方法【エレシリンダ・単軸ロボット・ロボシリンダ】

2024年7月14日

この記事はAIで音声配信しています。

電動アクチュエータのステンレスシート交換方法

ステンレスシートは破損しやすい

機械装置には、移載や搬送、位置決めなどを行うために、エレシリンダ・単軸ロボット・ロボシリンダなどのさまざまな電動アクチュエータが使用されています。

これらの電動アクチュエータの中でも、スライダタイプには、内部の発塵を外部へ拡散させないため、また、異物が内部へ侵入するのを防ぐため、本体上面にステンレスシートが取り付けられている機種があります。

ステンレスシートは、スライダ(テーブル)の内部を通る構造になっており、スライダの移動に追従しながら本体上面の開口部を覆っています。

出典:アイエイアイ

ロボシリンダー  ロングストロークグリッパー

IAIのロボシリンダ

日常的なお手入れについて
ステンレスシートの破損事例

 

電動アクチュエータを取り扱う際は、ステンレスシートの取り扱いに注意が必要です。

 

注意点はコレ

  • ステンレスシートは非常に弱く、破損しやすい

*ステンレスシートは、約0.1mmの薄いステンレス板で作られています

 

下記のようなことで破損します

  • 工具やワークを落下させた
  • 手や腕でステンレスシートを押してしまった
  • 接着剤や塗料などの粘性物質が付着した状態で動作させた
  • ステンレスシートと本体の隙間に切粉などの異物が付着たままスライダを動作させた

 

上記の通り、ステンレスシートは薄いので些細なことで、凹んだり、裂けたり、亀裂が入ったり、しわが入ってしまうのです。

 

ステンレスシートが破損したら

  • 交換する。ステンレスシートのみの購入ができます。

 

もしステンレスシートが破損すると、スライダの動作不良になるだけでなく、本来の役割である内部の発塵を外部へ拡散させないことや、異物が内部へ侵入するのを防ぐことができなくなる可能性があります。

そのため、破損したら必ず交換しなければなりません。

 

 

交換方法は2通りあります

電動アクチュエータのステンレスシートの交換方法は2通りあります。どちらの方法が採用されているかは、メーカーや機種によって異なります。

 

ステンレスシートの交換方法

  • 古いステンレスシートを全部抜いて交換する方法
  • 古いステンレスシートをガイドにして交換する方法

 

*古いステンレスシートを全部抜いて交換する方法は下記をご覧ください。

出典:アイエイアイ エレシリンダー® スライダータイプ 取扱説明書

◆交換方法
(1)EC-S6□D/S7□D
1)十字穴付きなべ小ねじ(4本)を外し、シート押さえを取外します。
2)ステンレスシートを引抜きます。
3)交換用ステンレスシートを挿入します。
ステンレスシートはスライダー内部のガイドに沿って入ります。
4)逆の手順で組立てます。

ステンレスシートの交換方法

 

*古いステンレスシートをガイドとして交換する方法は下記をご覧ください。ポイントはテープ(マスキングテープや養生テープなど)でシートを繋いで引き抜くことです。

出典:アイエイアイ

5.6 部品交換方法 ロボシリンダー  ロングストロークグリッパー 取扱説明書

5.6.1 ステンレスシートの交換・調整

ステンレスシートの交換方法 ステンレスシートの交換方法

 

アイエイアイさんからは、ステンレスシートの交換方法、グリス給油の方法などのメンテナンス動画を公開しています。

こちらで確認するとイメージしやすいです。⇒ 「メンテナンス動画」

 

私の交換方法

これは自己責任となりますが、私が現場で一貫して行っているのは、「古いステンレスシートをガイドとして利用する交換方法」です。

この方法は、古いステンレスシートを途中まで引き抜き、新品のステンレスシートをマスキングテープや養生テープでつなぎ、古いステンレスシートを引き抜きながら、新品のステンレスシートを同時に挿入する方法です。

ステンレスシートは、スライダ内部を上下に蛇行するように通っている構造のため、機種によっては新品のステンレスシートだけでも挿入できますが、別の機種では途中で引っ掛かり、周辺部品を分解しなければ挿入できない場合があります。そのため、メーカーでは機種ごとに交換方法を指定しているものと考えられます。

一方、「古いステンレスシートをガイドとして利用する交換方法」であれば、古いステンレスシートをガイドとして利用できるため、スムーズに挿入できます。そのため、私はこれまでメーカーや機種を問わず、この方法で交換を行ってきました。

本来であれば、機種ごとに取扱説明書やメンテナンスマニュアルを確認し、指定された交換方法で作業を行う必要があるので、あくまで自己責任となりますが、参考にしてください。

 

ポイントまとめ

それでは、電動アクチュエータのステンレスシート交換方法について重要なポイントをまとめておきます。

 

ポイント

  • ステンレスシートは約0.1mmと非常に薄く、簡単に破損する。
  • 破損すると動作不良だけでなく、発塵防止や異物侵入防止といった本来の機能を維持できなくなる
  • 交換方法は「新品を単独で挿入する方法」と「古いシートをガイドにして交換する方法」の2通りある
  • 交換作業は必ず取扱説明書を確認し、自己流で行う場合は自己責任で実施する

 

以上4つのポイントです。

 

※単軸ロボットの購入はこちらから

 

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以上です。

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