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記事の目次
突起物の保護キャップとクッションの選び方と種類
エンドユーザーの安全志向
機械装置の立合いや、現場工事での安全検査において、エンドユーザーから指摘される項目のひとつが
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突起物に対する安全対策
です。
ひと昔前であれば、「突起物」は見落とされやすく、「作業者が立ち入らない場所の突起部」まで指摘されることはほとんどありませんでした。
ところが最近では、「え?こんなところも?」と思うような部分にまで指摘が入ることがあります。

例えばこのような突起物が指摘されます
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アンカーボルトの頭が突き出している
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機械装置の構造物の一部が外側に張り出している
- 機械装置の配線や配管のラックや固定金具のでっぱり部分
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工場天井付近にあるユーティリティ配管や支持部材が突出している
本来であれば、このような突き出しをなくす設計や施工をすべきですが、構造上どうしても避けられない場合は、安全対策する必要があります。
突起物の安全対策
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保護キャップを取り付ける
- 保護クッションを取付ける
苦肉の策ですが、保護キャップやクッションによって作業者の安全性を確保します。
参考
正直なところ、機能として問題がない場合、「そこまで細かいことを修正する必要があるのか??」と思うかもしれません。
しかし、この考え方は間違っています。
現場で作業する人がケガをする状態は、たとえ小さなリスクであっても、確実に対策すべきです。
過去に私が経験した労災事故でも、「ブルーシートを床に養生テープで貼り付けていたが、一部分がめくりあがって、作業者がつまずいて転倒し骨折した」や「機械装置の保全作業中に、部品の面取りが不十分だったために、角で手を切り、数針縫った」といったように、非常に些細なことが労災事故になってしまうのが現実だからです。
さらに近年は、労働者の安全と健康に対する意識が高まっており、エンドユーザーの安全要求も年々厳しくなっています。加えて、私の実体験では、労働基準監督署による監査も強化されていると思います。
だから、めんどくさがらずに、素直に対策しましょう。
突起物の安全対策に使える商品
それでは、突起物の安全対策として、どのような「保護キャップ」や「保護クッション(スポンジ)」があるのかを紹介します。
保護キャップ(ネグロス電工)
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ボルト・ナット保護キャップ
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吊りボルト端末保護キャップ
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アングル用端末保護キャップ
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みぞ形鋼用端末保護キャップ
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チャンネル用端末保護キャップ
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管支持クリップ用保護キャップ
ネグロス電工さんの商品は、金具関係やボルトの突起に対して、ラインナップが豊富で、現場対応しやすいのが特徴です。
保護キャップ専用の接着剤(ネグロス電工)
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端末保護キャップ用接着剤
保護キャップは、場所や使い方によっては外れやすいことがあります。
そのため、確実に固定したい場合は、専用の接着剤を使用したほうがいいです。
保護クッション(みどり安全)
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H鋼ショックレスガード
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クッション トラパイプ
- 安心クッション L字型
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安心クッション はさみこみ型
ミドリ安全さんからは、汎用性が高く、形状に合わせて柔軟に対応できる商品がありあmす。
このような商品以外にも、様々なタイプがありますが、ひとまず上記の商品を知っておけば、指摘にたいして何とか対応できるはずです。
では、次章から、個別に商品紹介していきます。
このように、突起物の対策にはさまざまな製品がありますが、まずは上記のような代表的なアイテムを押さえておけば、現場での指摘にも十分対応できます。
次章からは、それぞれの製品について紹介していきます。
「保護キャップ」と「保護クッション」の紹介
ボルト・ナット保護キャップ
ボルト・ナット保護キャップは、アンカーボルトのようなねじ部とナットが飛び出している部分の保護キャップです。
ネグロス電工の場合、ねじ部の出代が15mm以下、かつねじサイズがM10・M12に限定されているため、対応範囲としてはやや物足りなさを感じる部分もあります。
そのため「すべてをカバーする万能品」というよりは、標準的な突起部対策として割り切って使うタイプの保護キャップと考えておくといいです。
逆に、保護カバーが使用できるような設計・施工にしておく方法もありです。
※接着剤で固定したほうが良い商品です
出典:ネグロス電工株式会社 ボルト・ナット保護キャップ
吊りボルト端末保護キャップ
吊りボルト端末保護キャップは、飛び出しているねじ部の先端に差し込むキャップです。
ネグロス電工の製品では、対応サイズがM6・M8・M10・M12と幅広く、よく使用されるボルトサイズをカバーしています。
そのため、現場での汎用性が高く、突起ボルトの安全対策としては使いやすい製品です。
出典:ネグロス電工株式会社 吊りボルト端末保護キャップ
アングル用端末保護キャップ
アングル用端末保護キャップは、アングル(等辺山形鋼)の末端に差し込むタイプのキャップです。
一般的に使用されるアングルサイズおよび板厚に対応しており、以下のような規格に適合します。
- 3~5t 30×30アングル
- 3~5t 40×40アングル
- 4~6t 50×50アングル
- 5~8t 65×65アングル
- 6~9t 75×75アングル
出典:ネグロス電工株式会社 アングル用端末保護キャップ
みぞ形鋼用端末保護キャップ
みぞ形鋼用端末保護キャップは、チャンネル(みぞ形鋼)の末端に差し込むタイプのキャップです。
ラインナップは限定的で、75×40と100×50の2種類のみとなっており、使用機会は少ないです。
そのため、条件が合った場合に限定的に使用するタイプの保護キャップといえます。
出典:ネグロス電工株式会社 みぞ形鋼用端末保護キャップ
チャンネル用端末保護キャップ
ダクタークリップなどの管支持クリップを使用する、ダクターチャンネル専用の端末保護キャップです。
ダクターチャンネルは、ユーティリティだけでなく、機械装置の付帯周り、特に電線管や配管ルートの支持・固定部において使用されることが多いので、使用場面が多い部材です。
また、ダクターチャンネルを壁面などに密着(べた付け)して取り付ける場合、通常のキャップでは挟み込み状態となり、チャンネルが浮き上がってしまうことがあります。
こうした施工条件に対応するため、背面をカットして密着できるタイプのキャップもラインナップされています。
※接着剤で固定したほうが良い商品です
出典:ネグロス電工株式会社 チャンネル用端末保護キャップ
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管支持クリップ用保護キャップ
管支持クリップ用保護キャップは、電線管や配管を固定するダクタークリップ専用の保護キャップです。
クリップ正面の突起部分およびボルトを覆う構造になっています。
また、ダクタークリップのサイズに関係なく適合するため、汎用的に使用できます。
※接着剤で固定したほうが良い商品です
出典:ネグロス電工株式会社 管支持クリップ用保護キャップ
端末保護キャップ用接着剤
保護キャップは、意外と簡単に外れてしまうことがあります。
せっかく取り付けても、体が少し接触しただけで「ぽろん、、、」と外れてしまうことがあります。
そのため、「作業者が頻繁に接触する位置」や「取り付けた際に外れやすいと感じる箇所」には、専用の接着剤で固定することをおすすめします。
専用の接着剤でなくても、ホームセンターなどで販売されている、樹脂と金属を接着できるタイプであれば代用可能です。
出典:ネグロス電工株式会社 端末保護キャップ用接着剤
H鋼ショックレスガード
H鋼ショックレスガードは、H鋼の端部の板部分に差し込んで使用する保護材です。
基本的にはH鋼用の製品ですが、板厚が合えば、他の突起部にも取り付けることが可能です。
モールのように差し込んで取り付ける構造のため、比較的簡単に施工できるのも特徴です。
サイズ違は3種類がラインナップされています。
出典:ミドリ安全株式会社 H鋼ショックレスガード
クッション トラパイプ
ミドリ安全のクッショントラパイプは、円形部品やパイプの外周に巻き付けて両面テープで固定するクッションです。
材質によっていくつかの種類があり
- 発泡ポリエチレン(一般用途)
- PE発泡体(保温材としても使用可能)
といった使い分けができます。
内径は以下のサイズがラインナップされています。
- 18mm
- 49mm
- 61mm
対象となるパイプ径に合わせて選定することができます。
出典:ミドリ安全株式会社 クッション トラパイプ
安心クッション L字型
ミドリ安全の安心クッションのL字型は、角部に取り付けるタイプのクッション材です。
保護できる面積が広く、90度の角にぴったり装着できるため、特に、架台や装置フレームの角部など、人が接触しやすい部分に最適です。
現場でよく使用される定番のクッション材と言えます。
出典:ミドリ安全株式会社 安心クッション トラ柄 L字型
安心クッション はさみこみ型
ミドリ安全の安心クッションのはさみこみ型は、板状の部分にモールのように差し込んで取り付けるクッションです。
エッジ部分の接触によるケガを防止する用途で、さまざまな箇所に適用できます。
溝幅は
- 5mm
- 9mm
- 20mm
- 30mm
といった種類があり、対象となる板厚に応じて選定可能です。
汎用性が高く、現場でも使いやすいクッション材のひとつです。
出典:ミドリ安全株式会社 安心クッション はさみこみ型
ポイントまとめ
それでは、突起物の保護キャップとクッションの選び方と種類について重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 突起物は見落とされやすいが、近年は確実に指摘されます
- 理想は突起の除去ですが、困難な場合は保護キャップやクッションで対策する
- 製品は用途に合わせて選定し、外れ防止まで含めて確実に施工しましょう
以上3つのポイントです。
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関連記事:【フレーム/カバー】
以上です。










