【締結要素】

【鋼材別】テーパーワッシャ―を使分ける【座金の角度に種類あり】

 

テーパーワッシャ―の使い分け

テーパーワッシャーとは

テーパーワッシャーとは、形が四角形で片面が斜めになっている座金です。

*例外として、ミスミさんからは丸タイプ(円形)のテーパーワッシャーが販売されています。

 

ねじの取付け面で使い分けます

  • 取付面が平面 = 平座金(平ワッシャー)
  • 取付面に勾配がついている = テーパーワッシャー

 

勾配がついている部分にテーパーワッシャーを使用すると、ワッシャーが角度を吸収するので、ねじを真直ぐに取付けることができます。

 

ステンレスのテーパーワッシャー5度

テーパーワッシャーの基本は四角形です

テーパーワッシャー

円形のテーパーワッシャーもありますが、一般的ではないです。ミスミさんでは販売してます

円形テーパーワッシャー

 

テーパーワッシャーの種類と使分け

テーパーワッシャーは、ねじのサイズに応じて大きさに種類があり、テーパーの角度は鋼材の形状に応じて種類があります。

 

テーパー角度の基本は3種類です

  • 5度・・(溝形鋼、チャンネル鋼)
  • 8度・・(I形鋼、アイビーム)
  • 13度・・(レール)

*「3度」のテーパーワッシャーもあります ⇒ 「ミスミ カタログ」

 

鋼材の勾配

テーパーワッシャーの使い分け

 

溝形鋼(チャンネル鋼)は、フランジに5度の勾配がついているため5度のテーパーワッシャーを使用します。

その他、I形鋼(アイビーム)は8度の勾配、レールは13度の勾配、となるので、それぞれテーパーワッシャーを使い分けます。

仮に、角度の付いたフランジに平座金を使用してねじを取付けたら、ねじは真直ぐにならず斜めになります。ですが、適合するテーパーワッシャーを使えば、ねじを取付けたときに真直ぐになるので、スラスト方向からの荷重がかかることなく適切に締付けることが出来るのです。

 

フランジは勾配がついていない鋼材

鋼材の形状

 

溝形鋼に似た形状の「平行フランジ溝形鋼」「等厚溝形鋼」と、H形鋼はフランジに勾配が付いていないのでテーパーワッシャーは不要です。

 

ポイントまとめ

それでは、テーパーワッシャーについて重要なポイントをまとめておきます。

 

ポイント

  • テーパーワッシャーは、形が四角形で接地面が斜めになっている座金
  • 角度は「5度」「8度」「13度」があり、用途に応じて使い分ける
  • 溝形鋼は5度、I形鋼は8度、レールは13度、のように使い分ける

 

以上3つのポイントです。

 

*テーパーワッシャーの購入はこちらから

 

 

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以上です。

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