今回は「プロがおすすめする最強の六角レンチ」についての記事です。
六角レンチは機械装置には欠かせない工具で、頻繁に使用する工具でもあります。この業界に携わる皆さんは必ず1セットは持っているでしょうし、こだわりの六角レンチをお持ちのことでしょう。
私の場合は、最近購入した断面が円形の六角レンチを気に入って使っているのですが、結構優秀なので皆さんに紹介しようと思います。
剛性が高いおすすめの六角レンチ
六角穴付きボルトと六角レンチ
皆さんは六角穴付きボルトをご存じでしょうか?
このねじは、機械や装置に使用されていることが多いねじで通称キャップボルトと呼ばれています。
六角穴付きボルト
なぜ六角穴付きボルトが使用されるのか?と言いますとこのような特徴があるからです
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ねじの頭がコンパクトで省スペース・・・六角穴付きボルト < 六角ボルト
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使用する工具が小さくてスリム・・・六角穴付きボルトはねじの内側に差し込んで使用する < 六角ボルトはねじの外形にかけて使用する
このような特徴は「コンパクト設計」「機械装置のスリム化」に有効で、限られたスペースに必要な機構を盛り込もうとした場合に重要なります。
六角レンチの不満
六角穴付きボルト(キャップボルト)を締付けるためには、断面が六角形の「六角レンチ」を使用するのですが、実はこの六角レンチに私は不満を抱いていました。
六角レンチの不満はコレです
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力をかけすぎると折れてしまう
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力をかけるとタワミが生じて力が逃げる
やはり、スリムな工具がゆえに強度不足になりがちなのです。
折れた六角レンチ
上記の写真は、先日私が使用していて折ってしまった六角レンチですが、正直こんなところで折れたのは結構珍しいみたいですね。
でもこのようなことが起きてしまうのが六角レンチなのです。
もしかしたら、私だけでなく皆さんも一度は不満を感じたことがあるではないでしょうか?
おすすめの六角レンチは円形
私は今までに色々なメーカーの六角レンチを使用してきましたが、これと言って優れていると思った製品はありませんでした。
ところが、最近購入した六角レンチは、今まで抱いていた六角レンチの不満を払拭するすごい製品なので、皆さんに紹介しようと思います。
おすすめの六角レンチはコレです。
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PB ローレット付きロング六角レンチセット 3212LH-10
出典:PB スイス・ツールズ PB 3212 LH-10
この六角レンチの特徴はコレです。
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断面が円形なので剛性が高い
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タワミが少なく折れるリスクが少ない
- 持ち手がローレット仕上げなので、質感や見た目が良い
見た目もかっこよく、使用した剛性感も良いので歴代の六角レンチの中で一番気に入っています。
六角レンチの違い
上側は円形の六角レンチ、下側はスタンダードな六角レンチ
もし、六角レンチに不満を持っていたり、どのメーカーの六角レンチを購入したらいいか迷うようでしたら、この六角レンチを試してほしいと思います。おすすめです。
六角レンチのポイントまとめ
それでは、六角レンチについて重要なポイントをまとめておきます。
ポイント
- 六角レンチは六角穴付きボルトに使用する工具
- 六角レンチはスリムがゆえに強度が不足気味なので、たわみ多くなったり折れてしまうことがある
- おすすめの六角レンチは断面が円形のPB ローレット付きロング六角レンチセット
- 円形の六角レンチは剛性が高い
以上4つのポイントが大切です。参考にしてください。
*今回紹介したおすすめの六角レンチはこちらから購入できます。
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以上です。