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第2章 O2センサの故障と触媒のセル破損/S2000

O2センサと触媒

以前、触媒の中身のズレでO2センサが破損したと記事にしましたが、今回はその触媒の話です。

O2センサの故障ついてはこちらの記事をご覧ください ⇒ 「第1章 O2センサの故障と触媒のセル破損/S2000」

 

触媒

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触媒の解剖

O2センサ破損の原因となった触媒。なぜ中身がズレたのか?一体中身はどうなっているのか?気になっていました。

そこで破損した触媒を捨てるぐらいなら分解して中身の構造を確認してみようと思いました。

 

バラス

カバーをバラしますと、本体があらわになりました。そこで気が付いたのは溶接構造の一体モノだと言う事です。

ご覧の通り、パイプを溶接して製作されているので簡単には中身を確認できません。

 

カバーをバラス

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どうやら中身を確認する為には本体を切断するしかないようです。

そこで今回はバンドソー(鋸刃)とグラインダーで切断する事にしました。

本体を切断

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ここまでで気が付いたことがありました。「中身は部品で固定されていない」と言う事です。

どうやら本体に嵌っているだけ、つまり圧入(もしかしたら接着剤も?)で固定されているだけのようです。

圧入固定?

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ズレの原因

このような感じなので、圧入固定には間違いなさそうです。

それでは、なぜ固定が緩みズレたのか?ここが重要なのですが、、、

 

*ズレの原因仮説

「排気温度によって膨張収縮を繰り返し本体が変形したことで、圧入固定にゆるみが生じたのではないか?」

 

実はこれお世話になっているチューナーさんの仮説なのですが、私も同感なのです。本体の材質はステンレス(磁石が引っ付くステンレス)のようでして、ステンレスは熱により変形が顕著に現れる材質なのです。

サーキットなどの温度に厳しい環境や、町乗りであっても使用年数によってはどうしても起きてしまう事だろうと言う事です。

 

補足

O2センサとの干渉部分を載せておきます。

 

干渉具合

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まとめ

今回は破損した触媒を解剖して中身がどうなっているのか?観察してみました。ズレに原因については記載しているようにどうしようもなさそうですので、生産されてから年数がたっている事をふまえて覚悟しておくべきでしょう。

以上です。

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