トラブル事例 センサ

レーザセンサの光軸が斜め/レーザセンサの光軸合わせとLV-S62の欠点

レーザセンサLV-S62の問題点

キーエンスのLV-S62のレーザセンサの光軸調整をしようとしたら上手く光軸が調整できませんでした。

 

*LV-S62は反射式のレーザセンサです。

状況

  • C/Vのワーク検知として使用
  • 光軸の角度調整機能が無いブラケットに固定で、高さ調整しか出来ない
  • C/Vに対して90度ではなく斜めに投光していた

 

引用抜粋:キーエンス LV-S62カタログ

 

LV-S62レーザセンサ外観

 

状況

本体から発生られるレーザ光を確認してみると、レーザー光の光軸が斜めになっているようでした。

 

光軸の状況

 

原因

レーザー光の光軸が「どうなっているのか?」を判断する為に、精密直角スコヤを使用して測定してみました。

 

光軸の測定

 

上記のイメージ図のように約500mmの距離で8mm光軸が斜めになっていました。そしてセンサ本体をよくよく観察すると、本体に対して投光のレンズが斜めになっていました。

 

光軸の測定



カタログ/取説

この光軸が斜めになっている状況を詳しく調べる為にカタログや取扱説明書を調べてみましたが「光軸が斜め」の記述は一切なく、逆にレーザセンサのイメージ図では「光軸は真直ぐ」になっておりレーザー光が斜めに投光されるとは想像も予測もできません。

 

ユーザーズマニュアルには取り付けには専用の金具を使用する旨が記載されており、今となっては「光軸が斜めなので調整を前提としたオプションのブラケットを使用しなければ光軸が合いません」と受け止められます。

 

引用抜粋:キーエンス LV-N10シリーズ ユーザーズマニュアル

LV-S62

取り付けには、別売りのL字取付具(OP-84350)、背面取付具(OP-84349)、横置取付具(OP-84351)のいずれかを使用してください。

 

対策/改善

どうやら光軸が斜めなのは間違いないようなので、レーザセンサの角度調整機構があるブラケットに変更する必要があるとの結論に至りました。

 

まとめ

今回はレーザセンサの光軸についてのトラブル報告でした。ツイッターで聞くと「光電センサでも斜め光軸のモノがあり調整でハマってしまった」との情報がありました。

どのようなセンサでも本体に対して「真直ぐ」「直角」な光軸であるとは限らないと言う事ですね。またそう言った都合の悪そうなことはカタログや取扱説明書に記載がないのでデモ機で確認したり、メーカーに確認してから選定する必要がありそうです。

以上です。

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