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サーキットとギア比
私は2019年から本格的に鈴鹿サーキットを走り始めました。*2020年2月現在の走行会数は10回です。
- 目標タイム・・・2’23.000以下
目標を達成する為にサスペンションやLSD、タイヤに注目してきましたがこの先のタイムアップを考えた時に「ギア比」を検討すべきでないかと感じています。
現在の私の仕様は下記のようになっており、今回はどのような仕様が合うのかギア比を模索する事にしてみます。
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AP1前期ミッション
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4.3ファイナル
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エンジン・・・2.2 Rev8300
ギア比と減速比と速度
今回はデフファイナル変更パターンで検討してみます。
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4.1ファイナル(純正)
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4.3ファイナル
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4.4ファイナル
計算の前提としてタイヤサイズを示しておきます
タイヤ外径 | 635.8 |
幅 | 255 |
扁平 | 40 |
インチ | 17 |
ミッションファイナル1.16×デフファイナル4.1
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ミッションファイナル1.16×デフファイナル4.3
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ミッションファイナル1.16×デフファイナル4.4
一覧
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データロガーで検討する
ここまでで検討した3パターンのギア比で鈴鹿サーキット走行するとどうなるのか?をベストタイムのデータロガー情報に当てはめで考えてみます。
*データロガーの情報は「GPSLapsアプリ&GPSセンサ(DG-PRO1)」から収集しています。
*ベストタイムは2月の冬場になります。
ミッションファイナル1.16×デフファイナル4.3
これは現在の仕様であり実際の走行結果となります。この情報に4.1ファイナルと4.4ファイナルをあてはめて予測を立てます。
予測
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この仕様での不満
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S字から逆バンクまでの区間が3速か4速で迷う。冬は4速で上手く処理できれば速そうだが、夏場は伸びないので3速のレブリミット近辺になる。
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ストレートエンドとバックストレートで6速に入るのが、かなり奥になるため6速を使えていない。夏場だと6速に入らない可能性がある。
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ダンロップからデグナーまでが5速を使いきれていない。5速にいれたらすぐにデグナー1となってしまう。
ミッションファイナル1.16×デフファイナル4.1
予測
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予測される改善
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ストレートエンドとバックストレートは5速を使いきれる
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S字から逆バンクまでは3速の高回転をキープできる
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ダンロップからデグナー1まで4速のトルクバンドで走行できそう
予測される懸念
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スプーン2個目のボトムが3速5900rpmとなりバックストレートの伸びが気になる
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スプーン1個目までが4速8300rpmで吹け切る可能性がある
ミッションファイナル1.16×デフファイナル4.4
予測
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予測される改善
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どのコーナーでもトルクバンド内で処理ができる
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多少回転が落ち込んでもローギアなので影響がない
予測される懸念
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高速道路の移動が厳しい
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高回転を多用する事で熱害のリスク
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デグナー2が2速か3速で迷う
まとめ
3パターン検討してみましたが、実際には走行してみない事には到達スピードや加速感が分かりません。またRevも8300ですが例えば8500まで回せれば状況はかなり変わってきます。
なにを考えても迷ってしまいますが、あくまでも仮想ですのでもう少し検討してから判断してみようと思います。
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関連記事:S2000
以上です