ワイヤロープ

ワイヤーロープのかしめ方法/ワイヤークリップとサーキュラースリーブとオーバルスリーブの使い方

ワイヤロープの構造

鋼線や鉄線の素線(細い線)をより合わせてストランドとし心(繊維芯)により合わせてワイヤロープとなります。

 

ワイヤーロープの構造

 

ワイヤロープの用途

ワイヤロープの用途は様々です。

 

用途

  • 伝動(動力を伝える)・・・滑車を使用した機構など
  • 何かを引っ張る・・・吊り具、引っ張って柱を固定など
  • 誘導(レールの代わり)・・・例えばカーテンのレールをワイヤーで

ワイヤロープはどのような用途であってもそのまま使用する事は出来ません。つまり「何かに接続/固定」しなければ役目を果たさないと言うことです。

 

ワイヤのかしめ方法

ワイヤの固定/接続には専用の固定器具を使用します。

 

固定器具

  • ワイヤークリップ・・・ナットを締めて締め殺し
  • サーキュラースリーブ・・・セットボルト(イモネジ)を締付けて押しつぶし
  • スリーブ・・・スリーブを潰してカシメる

 

ワイヤー固定器具

 

ワイヤークリップ

ワイヤーグリップの取付は下記を参考にしてください。

 

ワイヤークリップのイメージ図

 

ワイヤクリップの取付の向きにはルールがあります。UボルトのRの部分がワイヤーの末端側にしてください。

引用抜粋:株式会社 水本機械製作所 ワイヤークリップ

 

下記にワイヤ径に対して使用するクリップの個数一覧表を引用します。個数の目安/参考としてください。

引用抜粋:ねじNo1.com

 

 

サーキュラースリーブ

ワイヤークリップやカシメのスリーブに比べるとワイヤーを直接ねじで締付けて潰す方法なので滑りぬける可能性があり、高荷重での使用は避けた方が良い。簡易的な固定方法と考えておくと良いと思います。

 

サーキュラースリーブのイメージ図

 

スリーブ

スリーブの取付は下記を参考にしてください。

基本的には圧着機を使用してカシメますが、圧着機が無い場合にはプレスやハンマーで押しつぶしてカシメる事が出来ます。ただしプレスやハンマーでカシメた場合はワイヤーが抜ける危険性がありますので十分に注意してください。

 

スリーブのイメージ図

 

圧着機を用いた作業方法を引用します。下記のタイプは人手でカシメる工具なので小さいタイプのスリーブ(おおよそワイヤー径3mm以下)に使用します。大きなスリーブで(おおよそワイヤー径3mm以上)の場合には油圧の圧着機を使用します。

引用抜粋:東邦工機株式会社 アルミスリーブカシメ機

 

補助金具

ワイヤーロープを上手く使うための補助金具を紹介します。

 

シンブル

シンブルはワイヤーのアイ部分の保護金具です。

 

シンブルの特徴

  • ワイヤーが傷つかない
  • ワイヤーがキンクしない(折れない)

 

シンブルのイメージ図

 

テンション調整金具

ワイヤーのテンション(張り)を調整する金具はいずれもねじを締める事で金具位置を可変させてテンションを張ります。

 

テンション調整金具

  • アイボルト
  • ターンバックル

 

シンブルのイメージ図

 

まとめ

ワイヤーロープは誤った方法で固定してしまうと非常に危険ですので固定金具の種類と固定方法は覚えておきましょう。どの固定金具を選択するかは使用用途/引張荷重をよく考える必要がありますので設計とすり合わせて根拠のある固定方法としてください。

 

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以上です。

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