位置決め

めねじがないピンを抜く方法/治具

「めねじ」とは

「めねじ」と「めねじ付きピンを抜く方法」はこちらの記事からご覧いただけます。 ⇒ 「めねじ付きピンを抜く方法/スライドハンマーと代用品」

 

「めねじなし」と「めねじ付き」

 

めねじがないピンを抜く方法

めねじがないピン(平行ピン/テーパーピン)を抜く為にはどうすれば良いでしょうか?

貫通穴でしたらピンポンチやプレスなどで打ち抜けば良いかもしれません。しかし止まり穴だったら?どうでしょうか?

 

ピンを抜きたい

 

打ち抜くことが出来ない場合の方法を考えてみます。

  • スライドハンマーで抜く
  • TIG溶接でピンの頭に抜くためのモノを溶接して作業する

このような方法が出来そうです。溶接は手軽には出来ないので「スライドハンマーで抜く」方法を検討してみます。

 

スライドハンマーで抜くための治具

スライドハンマーで抜くと言ったものの、めねじが無いのでスライドハンマーのホルダーが固定できません。

そこでホルダーが固定できるピン抜き治具を考えて製作してみました。

  • ピンの側面をねじで固定する

 

実際に製作したものが下記の治具です。

治具

 

作業の方法

それでは実際にやってみます。

 

方法は下記の4項目です。

  1. ピンにホルダーを挿入
  2. ホルダーのねじを締付けてホルダーとピンを固定
  3. スライドハンマーにホルダーを固定
  4. スライドハンマーで抜く

 

ホルダーの固定

 

スライドハンマーで抜く

 

抜けなかった時の方法

もし上記の方法でやってみて、ねじの押さえが弱くホルダーがピンから抜けてしまった場合には工夫した方法があります。

それはピンにキズや溝を加工しホルダーのねじがひっかっかるようにするやり方です。

 

グラインダーで溝加工してみました

 

ホルダーのねじを締付けた時にねじが溝に食い込みしっかりとひっかかれば抜くことが出来ます。

 

このように抜けます

 

スライドハンマーで抜けない場合

ピンの出シロが少ない場合にはピンを固定やひっかける事が出来なのでそのままでは抜く事が出来ません。

 

ピンの出シロが少ない

この場合には「TIG溶接でピンの頭に抜くためのモノを溶接して作業する」「放電加工で除去する」などの方法が必要だと思います。

 

まとめ

ピンを抜く場合はめねじなしのピンは厄介な存在です。部品を再製作する事は簡単には出来ませんので何とかピンを抜きたいですよね。このような治具を仕事の空き時間などに製作しておくと、必要な時に直ぐに対応できます。自分の環境に合った方法で日頃から作業改善に取り組みましょう。

以上です。

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