センサ

センサーを取付ける時の注意/樹脂はねじ山が損傷しやすいので長いねじを使用する

 

今回は「センサーを取付ける時の注意/樹脂はねじ山が損傷しやすいので長いねじを使用する」についての記事です。

センサは機械装置には必要不可欠で、組み立てる機会も多い部品です。

しかし、センサの組立は簡単ですが、その多くは樹脂製のボディで、組付ける時にねじ山を損傷させやすい欠点があります。

そこで今回は、樹脂のねじ山を損傷させずに、ねじを締め付ける方法を紹介しようと思います。

 

センサの取付

センサは電気制御では欠かせない存在です。

センサを使用する場合、一番初めに行う作業は「センサを部品に固定する」でしょう。

この作業は地味でやり難くくて面倒だと感じると思いますが、問題が起きないようにしっかり組み付けたいですね。

 

センサの弱点

センサの多くはボディ(ケース)が樹脂で構成されていますが、実はこの樹脂のボディが問題でもあり弱点でもあります。

 

センサの弱点

  • ねじ山が樹脂の場合「ねじの締めすぎ」や「ねじの長さが短い」と、ねじ山が「飛ぶ」「なめる」=「損傷」と言った事が起きて固定が出来なくなります

 

樹脂のねじ山は強度がないので、簡単に損傷します。

また「締付け」と「緩め」を繰り返しおこなうと、摩擦によってねじ山が簡単に痩せていき損傷の原因となります。

 

センサの本体が樹脂

 

ねじ山損傷の対策

センサのねじ山が損傷しないように出来る事にはどのような事があるでしょうか?

 

私が考える、ねじ山損傷対策は下記の2つです。

  • ねじの有効長を2D以上とする
  • 樹脂用の接着剤を使用する

それでは、それぞれの対策を解説していきます。

 

ねじの有効長を2D以上とする

樹脂タップに、長いねじを使用する方法は有効です。

 

ねじの長さは2D以上とします。

「D=ねじの直径」ですから「2D=ねじの長径×2の長さ」がセンサのタップに入り込む長さとします。

 

ねじの原理として、タップに入るねじは長いほど「緩みにくく」「強い力で締付けられる」特性があります。

この場合は、樹脂のねじ山(タップ)で、金属に比べて強度が弱いので特にねじの有効長は長めの選択とすると良いと思います。

 

センサの本体が樹脂

 

樹脂用の接着剤を使用する

「長いねじ」が使用できない状況や「樹脂のタップが損傷している」場合には、樹脂ねじ用の接着剤が有効です。

 

引用抜粋:ロックタイト425

 

私が使用している接着剤は、「ロックタイトの425」で樹脂ねじ用接着剤です。

 

特徴

  • 分類:低強度
  • 破壊トルク:1.1~8.5N/m
  • 用途:樹脂ネジ
  • 使用箇所:樹脂と金属の組合せでも使用可/はみ出た部分も硬化

 

この接着剤を使用すれば、ねじの締付が弱くても「緩む」可能性が低減するし、強く締め付ける必要がないので「ねじの損傷」対策となります。

 

まとめ

ねじ山が損傷してしまうと、部品の交換やねじ山の修正が必要になってしまいます。特にセンサの場合は交換となっても、納期や費用などの問題があり簡単な事ではありません。十分注意して組付けましょう。

 

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以上です。

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