エアー関連

ウレタンチューブ(エアーホース)の経年劣化/変形と膨張

2020年1月7日

 

今回は「ウレタンチューブ(エアーホース)の経年劣化/変形と膨張」についての記事です。

ウレタンチューブは機械装置のエアー配管としては一般的です。新品のウレタンチューブを使用する場合には問題になることはありませんが、実は経年劣化によって中古のウレタンチューブを再使用するとトラブルが起きる可能性があります。

そこで、今回は私の実体験を踏まえてウレタンチューブの劣化についてまとめておこうと思います。

 

ウレタンチューブとは

ウレタンチューブとは、ポリウレタン素材の機械や装置のエアー配管として使用される一般的なエアーチューブです。使用圧力は0.8MPa以下で柔軟性と耐久性のバランスが取れたモノです。

ポリウレタンは、プラスチックに様々な分子を配合することで、柔軟性、耐摩耗性、耐油性などの特徴があります。

 

ウレタンチューブの代表的な商品の紹介

  • SMC・・・型番「TU」
  • NITTA・・・型番「U2」

 

経年劣化

ウレタンチューブは、長年使用し続けると経年劣化によってある変化が起きます。

それは膨張と変形です。

 

通常は膨張と変形が起きても、機械や装置に特に目立った問題が起きることはありません。

ですが、エアーチューブをカット(切る)して再使用する場合には少々厄介な問題となります。

 

厄介な問題とは?

 

それは、経年劣化しているので、エアーチューブが膨張と変形して、、、、

  • エアーチューブが継ぎ手に入らない(径が合わない)
  • 挿入できても奥まで入らない(エアが漏れる)

と、このような問題が起きるのです。

 

現物で観察

エアーチューブを観察すると、ワンタッチ継ぎ手のチャック部分に食い込みの痕が見られ、その食い込みを境目として若干ですが膨らんでいるように見えます。

この膨らみが経年劣化が進むにつれて顕著なモノとなります。(エアーチューブは全体的に膨張/変形する)

もし、膨張/変形しているエアーチューブを途中で切断してワンタッチ継ぎ手に挿入しようとすると「入らない」と言うことになりますが、切断せずに写真のような状態のままでしたら再使用が可能です。

 

*こちらのエアーチューブはそれほど経年劣化していないので、膨張/変形の具合が分かりずらいですが参考にしてください。

イメージ

 

経年劣化の目安

私の経験ですが、経年劣化でカットして再使用が難しくなるのが5年を経過した当たりです。年数以外にも環境にも左右され、「温度が高い」や「油の付着」などがあるとさらに膨張/変形のリスクが高まります。

もし、再使用が出来ない場合は膨張/変形していない部分をカットして新品のエアーチューブを繋ぐか、丸ごと新品のエアーチューブに交換(引き直す)する方法となります。

 

*エアーチューブの使い分けについてはこちら ⇒ 「エアーチューブ(ホース)の種類/環境による使分け」

 

*ウレタンチューブの購入はこちらから

 

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以上です。

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