玉掛け/吊り具

スリング(吊り具)の点検と色分け/みぎあしの点検色

スリング(吊り具)の点検

スリングや吊り具は重量物を吊る為にあるモノですから、もし切れたら大変な事が起きます。最悪の場合には死亡事故となります。

そういった事故を起こさないためにはスリング(吊り具)の点検が必要です

  • 年次点検
  • 月例点検
  • 始業前点検(使用前点検)

点検と言ってもタイミングは様々で、上記に挙げただけでも3つのタイミングがあります。

私の場合はスリングの点検を「月例点検」と「始業前点検」の2つを実施しており、不適合のスリングは廃棄して新品に交換しています。

 

点検方法

スリング(吊り具)の点検方法は「目視確認」が基本です。目視確認した時に「損傷があるかないか」を点検項目に従って判断します。

下記に日本クレーン協会の点検基準を記載しておきます。

こちらに記載がある点検方法がスタンダードです。点検表(いつ点検したのか?)については点検方法を把握した上で自社で作成するか、工事の場合で客先の指定があればそちらの点検表を使用して管理しましょう。

点検表の見本として田村総業株式会社のタフスプリング点検表を紹介します。

 

点検の管理を目印でおこなう

スリング(吊り具)の点検をしたかどうか?の管理を点検表だけでなく、目視で判断できるようにする方法があります。それは月例点検をおこなった「しるし」としてスリング(吊り具)にビニールテープを巻き付ける方法です。ビニールテープは「色」で使い分けます。「?色=?月の点検OK」と言う意味になります。

 

この色の使分けですが下記の4色を使い分けます。

  • 緑色
  • 黄色
  • 赤色
  • 白色

 

覚え方は「みぎあし」しです。み=緑色 ぎ=黄色 あ=赤色 し=白色 

色分け みぎあし
1月 緑色
2月 黄色
3月 赤色
4月 白色
5月 緑色
6月 黄色
7月 赤色
8月 白色
9月 緑色
10月 黄色
11月 赤色
12月 白色

 

この方法は建設業などでは当たり前だと思いますし、客先での工事ではリスク管理の方法として「月例点検したかどうかの確認の印」を義務付けている場合もあります。

社内で使用する場合は点検が疎かになってしまいがちです。しかしスリングは損傷するし切れる事もあるので社内であっても点検は必要です。その管理方法としてビニールテープの色で管理する方法は有効でしょう。

*ただし色分けは「月例点検」の有無の確認ですので始業前点検(使用前点検)は別途必要です。

 

色分けの例

上記の写真には悪い例を載せてありますが、このようにビニールテープを何色も巻く事は意味が何色も巻いてあったら何月に点検したスリングなのか?わかりません。必ず古いビニールテープは剥がして、点検月のビニールテープに巻き直すようにしましょう。

 

まとめ

スリングの点検について解説しました。点検だけでなく管理方法や点検有無の確認など決められいる事には必ず理由があります。安全以上に優先すべきことは無いと思いますので、スリング(吊り具)の点検は確実に行いましょう。

以上です

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