社内図面検討とは
社内図面検討とは
組立目線で構想図・組図・製作図の妥当性を評価する事
例えば下記のような事に注目して評価します。
評価項目
- 組立、整備の作業性が考慮されているか?
- 必要な精度が確保できる部品、構造か?
- 部品の干渉はないか?
- 部品の再現性はあるか?
- 必要な強度が確保されているか?
- 仕様書を満たしているか?
- コストダウン、短納期にできる構造、部品にできないか?
- 最善な構造であるか?
などです。

課題
図面検討と言っても、誰もが図面をみて適切な判断をする事は簡単ではありません。判断する為には特に「知識」と「経験」が必要だと思っていますが、「知識」や「経験」はどうすれば身に付くか考えてみます。
知識と経験
- 日々の作業で起きる失敗や問題について、繰り返さない為にはどうすれば良いか?を考える、相談する。
- 知らない事、知らないモノは調べる、勉強する、相談する。
- 思いついた事(改善)は即実践する。ダメなら、方法を変えて実践すればよい。
- 客先や外注とのコミュニケーションをとる。分野が違う人との交流には新しい発見がある。
- 仕事を選ばない。未経験案件に積極的に参加する。
このようなことを、意識して習慣化できると自然と身に付くのではないでしょうか?

相手への配慮と敬意
図面検討は設計者に要望や指摘をすることです。ここで、注意すべきことは設計者への配慮です。図面を描き上げるために労力を費やしおり、そこには設計者の思いが詰まっています。。指摘する側の一方的な意見を押し付けることは避け、お互いに納得できるように意見交換する事が望ましいでしょう。
組立が関わる業務
組立が関わる業務の①社内図面検討から⑰立上げまでを下記の記事で解説していますのでご覧ください。
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以上です