組立ての仕事

組立とは何か/機械組立の仕事

組立とは何か?

組立とは、

「図面やルールに従って部品を取付けること」です。

 

機械組立とは

「ねじ、歯車、ベルト、プーリー、シャフトなどの機械要素によって構成された動力によって仕事をするものを組立てること」です。

 

機械組立作業とは

「機械図面、電気図面を理解して仕様(ルール)を守り組立をおこなうこと」です。

 

 

機械組立の仕事

機械組立の仕事とは、「製作部品」や「購入部品」の「精度」や「型式」の確認作業から、組立完了後の試運転やデバックとメカ調整をおこない、さらには客先へ据付立ち上げまでを組立が請け負うことが多く幅広い知識と技術、技能が必要な仕事です。

また、新規で機械を組立てるだけでなく、客先で稼働している機械の改造/メンテナンスの作業も組立の仕事です。

そして、機械の成り立ちを最初から最後まで理解しているので、「扱いやすく」「メンテナンスし易く」「壊れにくく」するためのアイディアや改善案を設計にフィードバックして、より良い機械を製作する取り組みが求められます。

 

組立が直面する問題

組立作業は図面やルールに従って進めますが、実はその作業には様々な問題が潜んでいます。

 

例えばこんなこと、、

  • 穴がズレていて、部品が取付出来ない
  • 部品の数量が足りない
  • 部品の精度調整が出来ない
  • 干渉により、部品が取付出来ない
  • 図面に部品番号の記載が無い
  • 部品の型式が間違っている

などです。

 

このような問題を解決しても、実際に動作させるとさらに問題が起きる事があります

 

例えばこんなこと、、

  • センサーが誤作動する
  • 可動部の部品が干渉する
  • エアーシリンダーの出力が足りない
  • 製品に傷がつく
  • 製品の搬送精度が悪い
  • タクトが間に合わない

などです。

 

つまり、部品を取付けるだけで十分に機能が発揮できる訳ではないのです。

 

 

組立工に必要なこと

では、組立工にはどのようなことが必要なのでしょうか?

私が考える必要なことは8項目あります。

 

①図面の寸法通りに組立る事

部品1つ1つを図面に記載されている寸法と同じになるように組み付ける

 

②精度調整ができる事

水平、直角、平行や基準となる部分からの距離を調整する作業が必要

 

③空圧/油圧回路を理解できる事

回路図に従い、機械/装置に配管を接続する為

 

④機械/装置がどのような機能なのかを理解出来る事

この機械/装置は一体何が重要なのか?大切なことなのか?によって、問題解決の方法が異なる為機械/装置の調整作業に必要な情報

 

⑤性能の評価、測定が出来る事

  • 組立の精度が良いかの確認
  • 設計通りの能力が出ているか?
  • 客先の仕様をクリアしているか?

 

⑥問題の原因究明をし、解決できる事

  • 失敗を繰り返さない為に、何が悪いのか?を突き止める
  • トラブルや破損が起きない機械/装置を作る

 

⑦納期を守る事

  • 約束を守ることは信頼を積み重ねる事
  • 納期がなければ、ダラダラと作業を行い無駄なコストになる

 

⑧組立コストを考えられること

  • 予算オーバーすれば、会社の不利益になる
  • 作業効率、チームワークの必要性の理解

 

 

これらが出来るようになる事は簡単ではありません。何が足りないか?何が必要か?目的意識を持って取組みましょう。

 

「日々の作業の積み重ねでしか成長することはできません」

 

次はこちら記事へ

装置完成までのフローと組立の関り

 

設計や部品製作などの問題を抽出し対策する/問題のデータ化

 

以上です

 

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