組立ての仕事 材料

部品の表面粗さの確認方法/測定方法

表面粗さとは

表面粗さとは部品の表面の凹凸やうねりなどの状態の表す事です。簡単に言いますと「表面粗さの数値が小さいとツルツルした表面」で「数値が大きいとザラザラした表面」となります。

表面粗さの表現方法

表面粗さの表現方法は、単位測定器で測定して得られた輪郭曲線パラメータから「Ra(算術平均粗さ)」や「Rmax(最大高さ粗さ)」「Rz(十点平均粗さ)」などの視点から表面荒さを数値化します。測定単位はマイクロメートル(㎛)です。

 

表面荒さと部品チェック

組立には「部品チェック」と言う作業があります。製作部品の部品チェックの場合は、製作図と出来上がった部品の整合性を確認する作業になります。

②部品チェックとは/組立の仕事

主な確認項目は下記になります。

  • 寸法
  • 直角
  • 平行
  • 反り
  • 表面荒さ

ここで問題になるのが表面荒さの測定です。ノギス、マイクロメータ、ダイヤルゲージなどの一般的な測定工具では表面粗さの測定が出来ないと言うことです。


表面荒さの測定を考える

表面荒さの測定が出来る機器を調べると”触針式表面粗さ測定器(ミツトヨ)”と言う荒さ測定専用の機器がありました。機能としては「検出器を表面に接触させてコントローラで数値化」ができるようです。

数値化ができれば客観的に判断出来て良さそうですが、検討しますといくつか問題点が挙がりました。

  • 高価(22万円~)
  • 測定に準備が必要(時間がかかる)
  • 維持管理(精度の保障)

これは導入するにはハードルが高そうです。一番のネックは金額ですが、測定に時間が掛かるのも避けたいところです。

 

表面粗さの指標

測定器が導入できないとなると見た目や手の感触で判断するしかありません。表面粗さの数値を見た目や手の感触で現物の表面と比べる事は中々できませんが、指標となる表面粗さの見本があれば良いのではないか?と考えました。そこで見つけたのが「比較用表面アラサ標準片」です。

 

表面粗さの数値化は出来ませんが、この見本から簡易的ですが判断する事は可能だと思い購入しました。

購入したのは3種類です。

  1. フライス削/正面フライス削
  2. 平面研削/形削
  3. 円筒の研削/丸削

 

まとめ

この見本を導入して数年運用しています。数値化する事は出来ませんが、指標があることである程度の自信をもって良し悪しを判断できるようになりました。金額的にもそれ程高価ではありませんので満足しています。

以上です。

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