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接続方向が分からなくなった
エンジンの脱着の為にオイルラインの分岐をしていたサンドイッチブロックとオイルホースを取り外しました。
そして、復旧しようとした時にオイルホースがサンドイッチブロックの取出口のどちらに接続すれば良いか分からなくなってしまいました。
オイルクーラーの配管を調べた
私のオイルクーラーはHPI製です。メーカーに直接問い合わせて聞いてみました。
サンドイッチブロックの接続
- サーモスタット側の口=オイルクーラーコアから戻ってくる
- 反サーモスタット側の口=オイルクーラーコアへ送る
この接続方法を守らないと、サーモスタットが閉のままでもオイルクーラーコアまでオイルが流れてしまう可能性があります。そうなると、サーモスタットの意味がありません。
サンドイッチブロック
オイルクーラーの接続口
- オイルクーラーコアの上側=オイルの出口(OUT側)
- オイルクーラーコアの下側=オイルの入口(IN側)
オイルクーラーコア
なぜ、オイルクーラーコアの下側なのか
下側からオイルを入れないとオイルクーラーコア内に確実にオイルが満たされないからです。
オイルが満たされないと起きる問題
懸念事項
- 冷却効果の低下
- エアが抜けない、エアを送ってしまう
このような問題が起きる可能性があります。油圧の観点からすると、圧損によって圧力降下が考えられますがそれよりもこちらの問題の方がウエイトが大きいと思います。何のためにオイルクーラーを取付けるのか?ですね。
イメージ図
オイルの流れまとめ
今回の事でオイルラインの接続の大切さを再確認しました。接続方法には意味があると言う事。この接続方法は、メーカー問わず同じ考えだと思います。特に、オイルクーラーの上側と下側の接続は間違えやすいと思いますので注意しましょう。
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以上です。