精度測定器

レーザー墨出し器とは/メーカーによる精度差

レーザー墨出し器とは

 水平と直角(鉛直)の光を照射する測定補助器です。光は赤と緑の2種類があります。

精度

メーカーによって様々ですが各機種の仕様に記載されている”水平、縦ライン”と”直角精度”で判断できます。

  A社 B社 C社 D社
水平、縦ライン ±1.0mm/10m ±0.81mm/10m ±0.61mm/10m ±1.0mm/10m
直角精度  90°±0.012° 90°±(2mm/7.5m) 90°±(2mm/10m) 90°±0.01

 

オートレベルやトランシットに比べると精度は良くありません。メリットは一人で測定出来る事と広範囲に光を照射できる事です。

 

取扱いの注意

内部の自動補正機構はジンバルタイプと電子整準タイプの2種類あります

 

ジンバルタイプ

ジンバルタイプは振り子の原理でレザー照射ユニットが鉛直になり、マグネットやバネ、防振クッションなどで揺れを抑えて安定させる構造です。

注意点としては、電源ONのまま振動や衝撃を与えると精度が狂ったり故障の原因になります。内部のレーザー照射ユニットが大きく揺れてシンバル(振り子)の損傷やネジの緩みが起き、精度悪化や故障となるのです。

ですから、本体を移動させたり、持運ぶ時には必ず電源OFF(シンバルをロック)しましょう。

 

ジンバルタイプ

 

ジンバルタイプの水平調整(電子整準タイプは自動調整な為不要)

  1. 本体の水平を調整する・・・本体の水平器の気泡を中心位置となるように調整します。調整は本体の水平調整脚を回転させ、本体の傾きを変化させます。
  2. 水平の確認と微調整をする・・・本体を回転させ、水平器に狂いが起きないか確認します。
  3. 水平器の気泡が本体の回転に関係なく中心位置となれば設置完了です。

 

電子整準タイプ

電子整準タイプは、センサが水平状態を検知してモーターで自動的に水平に調整してくれます。

レーザー照射ユニットをモーターが保持しているので振動や衝撃で内部が大きく揺れる事が無く損傷に強いです。

注意点としては、すべてが電子制御なのでメカ的なジンバルタイプよりも故障が起きやすい点です。

 

電子整準タイプの特殊機能

モーターでレザー照射ユニットの角度を固定することが出来るので、通常は水平の光を照射するが、斜めの光を照射することが出来る。

例えばコンベアに傾斜をつけたい時にコンベアの傾斜と平行の光を照射すれば作業性が良いです。

 

電子整準タイプ

三脚の併用

レーザー墨出し器は、高さが必要な場合に三脚と組み合わせて使用できます。

三脚の高さには種類があり、高さの守備範囲が違うタイプを2種類用意しておくと良いです。

また、注意点としては水平の調整は本体の水平器の気泡が中心となるように三脚の足で調整してください。

 

三脚

三脚 小

三脚 大

 

レシーバーの併用

光を目標となる位置に設定する時に、レシーバーを使うと「音でお知らせ」してくれるので、一人でも光の位置合わせが出来ます。

光を照射したい位置にレシーバーを設置し、そこへ本体から光を照射すると音で知らせてくれます。

 

*レーシーバには赤色用と緑色用がある。それぞれの光の波長を検知するため色別専用品です

レシーバ

 

*レーザー墨出し器の購入はこちらから

 

以上です

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