組立ての技術 据付/移設

PL(パスライン)とFL(フロアレベル)の考え方/設計と据付

パスラインとは

パスライン(以下PL)とは ”ワークを搬送する高さ” です

アウトラインで設置する装置には関係ないかもしれませんが、マテハンや装置間のやり取りがある場合には ”パスラインを合わせる” 事は絶対に守るべき条件になります。

 

フロアレベルとは

フロアレベル(以下FL)とは ”装置を設置する床の高低差” です

据付はこの高低差を吸収してパスラインを合わせる作業になります。

 

矛盾点

図面にはFL~PLまでの寸法が記載されていますが、実際のFLは高低差があるので装置間のPLを合わせる(装置の水平)と図面に記載されているFL寸法は守れません。

 

イメージ

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ですから最終的には図面のFL~PLの高さは重要ではなく、守るべきことは ”水平かつ搬送高さが一致しているか” です。

 

どうするべきか

考え方

”FLは水平ではない” を前提にする事。

その為にアジャストボルトがあるわけですが、見落としがちなのはライナーで高さ調整する装置です。

ライナー調整の場合は、図面のFL~PLまでの寸法に対してプラス/マイナス出来る設計が必要で、図面寸法の時の装置にはライナーが入っている状態となり、そこから増やしたり減らしたりしてPLを合わせます。

 

据付

事前にFLの測定をしておくことが望ましいです。一番高い所と低い所を把握しておけば、図面のFL~PLまでの寸法を何処のFLのポイントで設定するかを把握できます。

これがうまくいかないと、高さ調整が出来ない(調整限界)装置が発生します。

 

まとめ

私は150mまでのマテハン据付を何度か経験しています。その時に起きる問題は”FL”です。分かっていそうで分かっていないこと、参考にしてください。

 

以上です。

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