トラブル事例 センサ

光電センサの破損事例と対策

光電センサとは

光電センサの説明はこちらの記事で解説しています。⇨  光電センサ(透過型)の設定とフィルターと組付ポイント

光電センサ

光電センサは安価で取扱いが容易なので機械/装置には欠かせないセンサなのですが、取り扱いの注意を怠ると破損してしまう事が有ります。

私は今まで多くの破損を経験していますので、今回は破損事例からどのように対策したら良いか?を考えてみたいと思います。

 

破損の事例

光電センサはレーザセンサやファイバセンサに比べてセンサ本体が丈夫なのですが、丈夫なゆえに扱いが雑になったりセンサの保護を怠る事で破損してしまうケースがあります。

破損事例としてオムロンのコネクタ式光電センサを例に紹介しますが、今まで経験してきた中で一番多かった破損が下記の2点です。

  • コネクタの破損
  • 本体の破損

それでは破損状況を写真で確認してみてください。

コネクタの破損

 

本体の崩壊

補足

破損事例をオムロン製の光電センサで紹介しましたが、キーエンスのPZ-Gシリーズのコネクタケーブルはオムロンよりもさらに破損し易いです。簡単にコネクタが折れてしまいますので注意してください。

 

原因

前述で破損状況をご覧いただいたのですが、そもそもなぜ光電センサが破損したのか?しかも見た目で分かるような酷い破損です。

実はこの破損の原因はいずれも「センサケーブルが干渉や人為的な要因で引っ張られる事が原因で破損」しました。

センサのケーブルと言うのは引っ張ってもそう簡単に断線や千切れてしまう事は無いので、一番弱い部分のコネクタや本体が破損してしまう事になるのです。

また視点を変えて考えてみますと、センサ本体はブラケットに直接固定して使用することが当然ですから、ブラケットがセンサ本体の保護の役目となるので、例えば工具をセンサ本体にぶつけても簡単に破損するものではありません。

ところがセンサケーブルについて考えてみますと配線都合によってケーブルはどのように固定されるかは定かではなく、成り行き固定になるのでケーブルの保護に重点に置く事が無いのです。つまり適切に固定されていないケールブは干渉や人為的な要因で引っ張られる事になってしまうのです。

 

対策/改善案

ここまでで破損事例とその原因について解説しましたが、それではどのような対策をすればよいのでしょうか?

例えば私が考える対策/改善案を下記に示します。

  1. センサ本体のカバー/保護ブラケット・・・本体やコネクタを外力から守る
  2. センサケーブルのコネクタ近辺にケーブルを結束できるブラケットを取付・・・ケーブを引っ張手もコネクタや本体に影響が及ばないようなケーブルの固定。
  3. 予備のセンサ/ケーブルを購入しておく・・・海外などの遠距離の納入であればなおさら予備のセンサ/ケーブルは送っておいたほうが良いです。

このような対策/改善案をすれば破損のリスクはかなり低減できるし、もし破損しても迅速に対応が可能ですね。

 

まとめ

今回は光電センサの破損について解説しましたが、センサの破損は光電センサに限ったことではありません。ファイバーセンサ、レーザセンサ、フォトマイクロセンサなど破損しやすいセンサは他にもあります。本体とケーブルの固定や取り回しなどを設計段階からしっかり検討して些細な事でトラブルに陥らないようにしましょう。

以上

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