今回は「2020シーズンのS2000セッティングデータ公開」についての記事です。
昨年の2019のデータも公開しています。 ⇒ 「2019シーズンの総括/S2000セッティングデータ公開」
20シーズンの主な変更点は、リアのサブフレーム変更とホイールサイズを9jから9.5に変更したことです。
それでは、ご覧ください。
記事の目次
2020シーズンのS2000セッティングデータ公開
2020年のセッティングデータを公開します。
*車両:S2000 AP1 前期
*対象サーキット:鈴鹿サーキット 本コース
車高調/ブレーキ
ダンパーはスーパーオーリンズ アズライドスペック CSO 2019specです。
フロント(mm) | リア(mm) | |
メインスプリング 銘柄 | サスペンションプラス UC01 | サスペンションプラス UC01 |
メインスプリング レート | 18kgf/mm | 20kgf/mm |
メインスプリング プリロード | 0 | 0 |
ヘルパースプリング 銘柄 | なし | ベステックス レート不明 |
ヘルパープリロード | 10 | |
減衰力 | 5段(全閉からの戻し量) | 5段(全閉からの戻し量) |
車高 フェンダー~ホイールリム下 | 557~559(爪折りの為参考値) | 558~560(爪折りの為参考値) |
車高 ジャッキアップポイント | -9(リアより低い) | 0 |
1Gでの残りストローク量 | 20~17 | |
バンプラバー | オーリンズ 純正 | EK9 typeR用 |
ブレーキKIT | Biot 330 ビックローター | RX7ローター&RX8キャリパー(アミス) |
ブレーキパッド | 制動屋 SM500 | 制動屋 SM500 |
補足
- ジオメトリーはAP2のサブフレームに変更
- ストローク量:スポーツ走行では2Gのストローク量が必要
- リアはバンプラバー接触させてストロークを止めている(アライメント変化対策)
- ヘルパースプリングのプリロードでリバンプストロークを調整
- フロントインナーフェンダーとバンパーにタイヤ干渉あり
タイヤ
銘柄 | 空気圧 冷間(kPa) | 空気圧 温間(kPa) |
横浜 A052 | 1.4~1.45 | 1.8 |
ホイール
銘柄 | サイズ |
TE37 CSOスペック | 17インチ 9.5J +63 4本通し |
アライメント
フロント | リア | |
トータルトー | -2.0mm(トーアウト) | 0.0mm |
キャンバー | -3°00’ | -3°30’(3度30分なので3.5度となる) |
キャスター | +5°46’ |
デフ/ファイナル
デフとファイナルの仕様です。LSDはフラットディスクを入れてロックまで遅延しています。
仕様 | |
LSD | クスコRS 1.5way ON55度 OFF20度 |
イニシャル | 3.5キロ |
ファイナル | 4.3 |
オイル
銘柄 | 粘度 | |
エンジンオイル | モチュール400V | 15W-50 |
ミッションオイル | オメガ690 | 85W-140 |
デフオイル | ワコーズ | 140W |
ブッシュ/サブフレーム/スタビライザー/他補強
部位 | 銘柄 |
サスペンションアームのブッシュ | 無限(2019年交換) |
コンプライアンスブッシュ | クスコ ピロブッシュ(2019年交換) |
リアロアアームの前側のブッシュ | クスコ ピロブッシュ(2019年交換) |
サブフレーム | AP1後期(AP2用) |
サブフレーム補強 | 補強プレート溶接 |
Fスタビライザー | typeS用 |
Rスタビライザー | おそらく中期 |
フロントフェンダー補強 | ブレースバー取付け |
マウント
部位 | 銘柄 |
エンジンマウント | SPOON |
ミッションマウント | SPOON |
デフマウント | SPOON |
まとめ
今回は私のS2000のセッティングデータを公開しました。私のように情報が無く迷っている方のお役に立てられればと思います。参考にしてください。
サブフレームの補強プレートの販売と、フロントロアアームの補強を承っておりますので、購入はお問い合わせよりお願いします。
*私が使用しているおすすめのミッションオイルはオメガの690シリーズです。
関連記事:【S2000/メンテ/セッティング】
以上です。